教育福島0206号(1997年(H09)10月)-051page
北塩原村立裏磐梯中学校
北塩原村立裏磐梯中学校は、檜原中と裏磐梯中をそれぞれ廃校して、統合校として平成7年度に開校するため新築しました。
磐梯朝日国立公園内に位置することから、周囲の自然環境との調和を考慮し、校舎全体を磐梯・吾妻の山並みに溶け込むイメージでデザインし、色、天井高なども極力規制に合わせました。床、壁、天井に可能な限り木材を使用して「ぬくもり」を、また、玄関まわりの吹き抜け空間で「ゆとり」を演出しています。
さらに、雪国の学校という自然条件から、渡り廊下をなくし校舎と体育館の一体化を図り、教室の窓を大きく取って日差しを確保しました。(学校規模3学級、生徒数71名)
屋根の勾配に合わせた教室の天井