教育福島0207号(1997年(H09)11月)-049page
美術館だより
常設展特集
生誕100年記念
酒井三良の世界
1998年1月24日(土)〜2月3(火)
会津三島町出身の酒井三良(1898〜1969年)は、大正から昭和にかけて院展を舞台に活躍した日本画家です。彼は、のどかな農村の暮らしや自然の姿を、のびやかな線と色彩で俳趣豊かに描き出しました。その軽妙酒脱な作風は、即興的に手早く描かれた小品にこそよく表れています。三良の生誕百年を記念するこの常設展特集では、そのような小品を中心に展示し、彼の生み出した芸術の一面をご紹介いたします。
「江南春色」1940年 紙本著色
「沖縄風俗」1955年 紙本著色
「左義長」1921〜23年頃 絹本著色
「田園秋色図」192O年 絹本著色
会場 福島県立養術館企画展示室
休館日 1月26日(月)、2月2日(月)
観覧料 常設展の観覧料でこ驚いただけます。
一般・大学生=260円(210円)/高校生=150円(120円)
小・中学生;100円(80円)
*()内は20名以上の団体料金
問い合わせ:福島県立美術館
TEL024-531-5511/FAX531-0447