教育福島0208号(1998年(H10)01月)-046page

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平成九年 ふくしまの教育 主なできごと

 

県教育委員会では、平成九年をふりかえり、一年間の教育に関する様々なできごとの中から主なものをあげてみました。

 

県立学校改革進む

白河高校、白河旭高校が男女共学化

 

高等学校教育改革については、男女共学化、学科改編などによる特色ある学校づくりに努めている。平成九年度は、白河高等学校と白河旭高等学校(前白河女子高等学校)が男女共学となった。また、総合学科高校として新たに安達東高等学校と双葉翔陽高等学校(前双葉農業高等学校)をスタートさせたほか、富岡養護学校には高等部を新設して養護教育の充実に努めた。学科改編は、福島明成高等学校(前福島農蚕高等学校)、船引高等学校、平商業高等学校の三校十八学級で実施した。

 

音楽王国福島、中・高生パワー全開

各種音楽コンクールで日本一に輝く

 

第六十四回NHK全国学校音楽コンクールで、安積女子高等学校が金賞(内閣総理大臣賞、文部大臣奨励賞)に輝いた。

また、第五十回全日本合唱コンクールでは、会津若松市立第三中学校が金賞(文部大臣奨励賞、カワイ奨励賞)、安積女子高等学校も金賞(文部大臣奨励賞)を受賞し、日本一の栄誉に輝いた。安積女子高等学校は十八年連続十九回目の受賞となった。県立福島高等学校も金賞(日本放送協会賞)に輝き合唱王国の名を知らしめた。

第四十五回全日本吹奏楽コンクールで原町第一中学校が金賞、第十回マーチングフェスティバルでは下郷中学校がグッド・サウンド賞を受賞し、それぞれ日本一の座に着いた。

 

「なみはや国体」で本県選手が活躍

天皇杯・皇后杯で十位台をキープ

 

本県選手団は、二十九競技・二十二種別・九十三種目で入賞を果たし、男女総合一、一四七・五点、女子総合五〇八点を獲得し、天皇杯十六位、皇后杯十九位で十位台をキープした。

特に、自転車においては競技別総合四連覇を達成したのをはじめ、アイスホッケー、スキー、馬術、弓道、山岳、クレー射撃、銃剣道等が競技別総合十位以内を確保し、本県総合成績十位台の獲得に貢献した。

 

本県発のスポーツ国際交流員

ヘンリー・マシューズ氏来県

 

十一月十三日、ヘンリーマシューズさんが来県した。彼は、オークランド大学ラグビークラブを二年連続ニュージーランド国内リーグ優勝に導いた優秀なコーチである。「語学を行う外国青年招致事業」の拡大により、優秀なスポーツコーチの招致が加えられ実現したものです。財団法人福島県体育協会に勤務し、スポーツ科学に基づいたコーチング理論を持って、県内各地でラグビーフットボールの指導にあたっている。

 

学校給食における食中毒防止

本年も乗り切りました。来年も安心と信頼の学校給食を目指します。

 

「学校給食における衛生管理の基準」(平成九年四月一日付け)に基づき、給食施設・設備の整備や学校給食関係者の意識改革、また、献立作成から食材料の購入、調理、配送、配膳までの一貫した作業の改善、児童生徒に対する保健教育や衛生指導の徹底等、あらゆる角度から学校給食に関わる衛生管理の在り方を見直した。さらに、保健福祉部や家庭との連携を図り、昨年のO-一五七を教訓として食中毒防止の徹底に努めた。

 

中学校教育五十年記念式典挙行

「福島県中学校五十年史」を刊行

 

昭和二十二年四月に、六・三制の義務教育の開始とともに開校した中学校は、昨年度五十年目の節目を迎

 

 

 


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