教育福島0212号(1998年(H10)07月)-033page
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古代にロマンを求めて!
梁川町立白根小学校
本校では、昨年度から地元の白根三吉神社の協力を得て古代米づくりに取り組み、今年度も五月八日に田植えを終えた。主に六年生が行う作業は、ほとんど手作業で、児童は弥生人の苦労を知る。炊き上がった赤米のおにぎりは、今までに味わったことのない微妙な味で、それを七十名の全校生でいただく。夏休みには野焼きの体験学習もあり、自然豊かな白根の里で子供たちは、二千年前の太古をしのぶ考古学者へ変身する。
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(すくすく育て! 古代米)
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郷土の豊年太鼓は、ぼくらの手で
安達町立渋川小学校
「アッコーリャコリャット」の元気なかけ声で、笛・鉦・太鼓が一斉に鳴り響く安達町豊年太鼓。三百年以上も前から連綿と受け継がれてきた郷土芸能ですが、最近は後継者が不足ぎみでした。
本校では平成八年度から保存会の協力で五・六年生が取り組み、今では各種行事で迫力ある演奏を披露するまでになっています。
「太鼓はいくつあっても心は一つ」、「伝統は自分たちの手で守り・引き継ぐ」を合言葉に、子供たちの練習は真剣そのものです。
子供の願いに応える「生活科」
大玉村立玉井小学校
本校では、安達太良山麓のすばらしい自然環境のもと、生活科を通して、一人一人の子供がより生き生きと活動できるような支援のあり方を探っています。
一年生の学習では、雨が降っても自分の活動への思いを貫き、屋外で活動しました。また、桑の実を使った紫色のお化粧遊びに目を輝かせながら取り組みました。
二年生の村探検の学習では、自分たちで計画を立て、村の方々と元気にあいさつを交わしたり、進んでお店の人に質問したりしながら、意欲的に探検をしました。
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(雨にもまけず!)
教科教室方式の特性を生かして
伊達町立伊達中学校
本校は、国語、社会、数学、英語の四教科にも独自の教室がある教科教室方式を採用した。各教科準備室の外に各階にロッカールーム、ラーニングセンターが機能的にセットされており、その機能を最大限に活用し、学力の向上と新しい校風の醸成に努めている。(社)文教施設協会より「多様な学習空間部門賞」を受けた。
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(校舎全景)
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