教育福島0213号(1998年(H10)09月)-033page

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の創出によって、来観者にプロムナードギャラリーを中心とした自由度の高いスムーズな動線を提供し、各室間のみならず、外部環境をもオープンに結びつけることが可能となる。

これにより、人と施設・環境・情報の「かかわり」、「つながり」を表し、明快で豊かな空間を演出する。

 

三 基本設計概要

(1) 名称

福島県文化財センター白河館(仮称)

 

(2) 敷地状況

1) 所在地

白河市白坂宇一里段地内

2) 敷地面積

約五一、〇〇〇u

 

(3) 規模

1) 床面積

本館棟 二、四〇〇u

収蔵庫棟 三、〇〇〇u

2) 構造

鉄筋コンクリート造 鉄骨造 一部木造

 

(4) 階数

地上一階

 

(5) 施設概要

1) 収蔵庫棟

一般収蔵庫(内部二層式、収蔵可能箱数約七〇、〇〇〇箱)、搬入場、荷解き場

2) 本館棟

A、展示部門

一般展示室(約五〇〇u)、特別展示室(約一二〇u)、展示準備室、写場

B、研修部門

研修室、実習室

C、教育・普及部門

講堂(一〇〇名収容)、体験学習室、図書室、資料閲覧・相談室、教育普及事務室兼文化財情報室

D、管理部門その他

プロムナードギャラリー、エントランスホール、特別収蔵庫、事務室、会議室、印刷室、給湯室、警備員室、物品庫、便所、救護室、休息室、機械室

3) 野外展示施設

古墳、城館跡、竪穴住居(縄文・古代)、高床式倉庫、縄文の森、野外体験広場等

4) 便益施設

駐車場(乗用車約一〇〇台、バス一〇台)、駐輪場(約三〇台)

 

四 今後の計画

平成十年度

実施設計、造成工事

平成十一年度

建築工事着工

平成十二年度

建築工事竣工、年度末に開所

この基本設計が実施設計、建築工事等と進み、平成十二年度末には開所を目指しております。読者の皆様のさらなる御協力・御理解を得られるよう努力してまいります。

 

 

 

 

 


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