教育福島0215号(1998年(H10)11月)-006page

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提言

 

「音楽県福島」の躍進を願って

福島県文化功労賞受賞者

渡部康夫

 

学校など若い世代の活躍が顕著であり、音楽関係者から高く評価されています。

 

福島県の音楽は、先輩諸氏や関係者の努力により、全国的に見ても、先進県として高い水準にあります。特に、小学校、中学校、高等学校など若い世代の活躍が顕著であり、音楽関係者から高く評価されています。

わたくしは、郷土福島の音楽がさらなる発展をするために、また、県民の皆様のご理解とご支援を願って、日頃から考えていた構想の私案を述べて、各位のご批判を仰ぎたいと思います。

ひとつは、仮題ではありますが「優秀団体等演奏会」の開催です。これは、該当年度において、全国大会に参加する(した)合唱団、管弦楽団、吹奏楽団等の壮行(報告)演奏会を開催し、県民挙げてその快挙を讃え、激励する趣旨で開催しようとするものです。十月中旬から十一月上旬の間の一日または二日間で実施し、会場としては、福島市、郡山市、会津若松市、いわき市等の各都市を年毎に巡回する形がよろしいかと思います。

かかる経費は、県教委、開催市、協賛する企業の補助金等をもって充てます。また、運営は、県教委、開催市、協賛する企業及び各組織の代表によって構成する実行委員会があたります。

ふたつめは、「世界音楽祭in福島」の開催です。二十一世紀は、「文化の時代」とか「国際化の時代」とか言われています。「福島の音楽」が全国に先駆けて、斬新で有意義な音楽

 

 

 


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