教育福島0216号(1999年(H11)01月)-047page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

「かながわ・ゆめ国体」で本県選手が活躍

〜皇后杯成績で第十二位へ躍進〜

 

本県選手団は、二十六競技で入賞を果たすなど、女子選手などの活躍により、男女総合一、〇四二点、女子総合五五〇・五点を獲得し、天皇杯成績で昨年と同じ第十六位を確保、皇后杯成績とともに、十位台をキープすることができた。

また、自転車において競技総合五連覇を達成したのをはじめ、スキー・カヌー・ウエイトリフティング・弓道・山岳・銃剣道・なぎなたにおいても好成績をおさめ、本県躍進の大きな原動力となった。

 

県立学校改革進む

〜県立高等学校の男女共学化実施年次計画公表〜

 

今年度は、郡山高等学校普通科と郡山東高等学校(前郡山女子高等学校)が男女共学となったが、平成十五年までに残る十二校を共学化する実施年次計画を公表した。

また、平成十三年四月、郡山駅西口再開発ビル内に開校予定の定時制通信制高校の基本構想を明らかにしたほか、今年度内に策定予定の「県立高等学校改革計画第二次まとめとについて広く意見を聴くため、「高校教育改革懇談会」を県内四カ所で開催した。

更に、小野高等学校に総合学科を新設したほか、小高商業高等学校で学科改編を実施した。

 

ハートフル子どもフォーラム

〜友だちと語ろう 人間としての生き方〜

 

「ハートフル子どもフォーラム」が十一月十一日県庁において、県北・県南地区と会津若松市の小学五年生から中学三年生までの子ども三十四名の参加により行われた。

子供たちは、学校や家庭、地域社会での様々な感動体験や、道徳の時間の学習などについての五校の体験発表をもとに、地区や年齢を超えて熱心に意見交換を行った。そして、自分たちの生き方や将来の夢、社会や友だちに望むことなど、活発に意見を述べ合い有意義なフォーラムとなった。

 

地域における『心の教育』専門家会議、県教育長に建議を提出

 

県教委の諮問機関「地域における『心の教育』専門家会議」は、六月からの五回にわたる審議をもとに、「地域における『心の教育』の充実を図るために」をまとめ、十二月、県教育長に建議として提出した。

本県の豊かな自然などを生かした体験活動の充実や地域コミュニティーの拠点づくりなどを内容として盛り込んでおり、今後の教育行政に反映させていく。

 

県文化功労賞に渡部、阿部の両氏

〜文化の日に教育・文化関係表彰式を挙行〜

 

本県の文化の向上に著しい業績を残された個人に授与される県の文化功労賞に、芸術部門(音楽)から渡部康夫氏、教育部門(出版文化)から阿部隆一氏が選ばれた。文化の日に県文化センターで挙行された表彰式では、本県の教育・文化の振興と発展に貢献、その功績が顕著である県文化功労者のお二人をはじめ、教育・文化関係功労者、永年勤続表彰者、県文学賞受賞者や団体・施設が晴れの表彰を受けた。

 

本県生徒、スポーツ、文化面で大活躍

 

各方面で、本県の中・高校生諸君の素晴らしい活躍があった。

高校関係では、第十回女子全国高等学校駅伝競争大会で、田村高校チームは都大路を快走、見事日本一の栄冠を獲得した。

また、第五十一回全日本合唱コンクール全国大会で、昭和五十五年以来十九年連続、通算二十回目の金賞を受賞し、日本一に贈られる文部大臣奨励賞にも輝いた「安積女子高等学校合唱部」、第四十六回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会の共同研究部門で最高賞である文部大臣賞を受賞した「原町高等学校家庭クラブ」、情報処理の甲子園ともいえる第十回全国高校プログラム競技大会で初優勝を飾った「福島南高等学校情報処理部」、第二十四回全国高校生デザインコンクールで最高賞の文部大臣賞を受賞した「福島西高等学校」などの活躍があった。

中学校関係では、第五十一回全日本合唱コンクール中学校の部で四年連続の金賞を受賞した「会津若松市立第三中学校合唱部」、第四十六回全日本吹奏楽コンクール中学校の部で金賞を受賞した「原町第一中学校吹奏楽部」、第三十七回全国学校合奏コンクールで最優秀校・総理大臣賞を受賞した「郡山第四中学校」などの活躍があった。

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。