教育福島0217号(1999年(H11)02月)-050page

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企画展

ロダン展

1999年4月10日(土)〜5月16日(日)

休館日:毎週月曜日(5月3日(月)は開館)、4月30日(金)、5月6目(木)

19世紀フランスを代表する彫刻家、オーギュスト・ロダン(1840−1917)は、『考える人』の作者として、広く世に知られています。貧しい警視庁官吏の息子として生まれたロダンは、幼い頃から芸術の道を志し、帝国素描1算数専門学校(プティ`テコール)で彫刻を学びました。若い芸術家の登竜門であるフランス国立美術学校(エコール・デ・ボーザール)の入学試験には挫折するものの、人気彫刻家のもとで下彫り工として働きながら研鐙を積み、独自の個性を培っていきます。1877年、『青銅時代』の生々しい迫真的な人体表現で一躍世間の注目を集めたロダンは、その後も、『地獄の門』、『カレーの市民』、『バルザック像』など、大胆な人物表現や斬新な作品構成を生み出し、彫刻の流れを変えるような大きな存在となりました。この展覧会では、ロダンの初期から晩年にいたるまでの彫刻67、点とデッサン25点の計92点の作品と、様々な写真家がロダンの作品を撮影した写真25点を加え、ロダンの偉大な芸術の世界をご紹介いたします。

お問い合わせ:福島県立美術館 024−531−5511

「考える人、ブロンス1881年頃

「考える人、ブロンス1881年頃

「青銅時代」ブロンズ1875−76年

「青銅時代」ブロンズ1875−76年

「掻吻」プロンス1882年頃

「掻吻」プロンス1882年頃

「バルザックの最終習作」ブロンズ18


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「バルザックの最終習作」ブロンズ1897年