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特集2
平成11年度 スポーツ健康推進施策の実施状況
スポーツ健康課
県教育委員会は、本県の体育・スポーツの一層の振興と健康教育の更なる充実を図るため、積極的に施策を推進します。
まず、生涯スポーツの振興では、(財)福島県スポーツ振興基金を積極的に活用し、地域のスポーツ施設を拠点とする複合型スポーツクラブを育成するなど各種の事業を展開します。
また、競技スポーツの振興では、競技力を維持・向上させ、全国大会等でもその成果を発揮できるよう、競技力向上のための各種の事業を継続して実施します。
次に、健康教育では、児童生徒が健康で安全な生活を送ることのできる能力や態度の育成を目指し、心身の健康・安全、栄養や食生活の現状等を踏まえ、総合的に施策を推進します。
さらに、これらの基礎を培う学校体育では、学校の教育活動全体を通して、生涯スポーツの基礎を作るため、スポーツを楽しむことができる能力や態度の育成と体力・運動能力の向上に努めます。
以下は、平成十一年度における各係の重点事項です。
1 生涯スポーツの振興
健康で明るく潤いのある生活を実現するため、県民一人一人のライフスタイルに応じ、だれもが気軽にスポーツに親しむことができる環境を整備し、生涯スポーツの普及・振興が図られるよう、次の事業を行う。
(1) (財)福島県スポーツ振興基金
生涯スポーツを推進する団体が行う各種活動・事業に対して助成する。(平成八年設立、基本財産二十億円)
【助成対象事業】
ア 指導者の養成・確保と充実
イ 生涯スポーツの振興
ウ スポーツ施設の整備と活用
【主な事業】
・ふくしまスポーツフェスタ
・生涯スポーツキャンペーン
・複合型地域スポーツクラブ育成モデル事業
・生涯スポーツアドバイザー派遣事業
・スポーツ情報提供事業『「うつくしま、ふくしま。」スポーツ情報ネット』
(2)第十二回全国スポーツ・レクリエーション祭への派遣
全国の仲間との交流・親睦を図るとともに、地域スポーツの推進者としての意識の高揚を図り、生涯スポーツの普及・振興に資する。
・場 所 山形県
・派遣人数 百八十二名
・都道府県代表参加種目 インディアカ等十八種目
(3)社会教育主事(スポーツ担当)・スポーツ主事派遣事業
希望する市町村へ中学校・高等学校の保健体育の教員を派遣し、地域スポーツ活動の充実を図る。
・十一年度派遣
社会教育主事(スポーツ担当) 十四名
スポーツ主事 二十名
(4) 社会教育主事(スポーツ担当)育成事業 (派遣数 三名)
学校現場より、保健体育の免許状を有する者を社会教育主事講習会に派遣する。
(5) 福島県体育指導委員研究大会
兼東北地区体育指導委員研修会県内及び東北地区の体育指導委員が一堂に会し、研究・研修会を通して資質の向上を図る。
〈内容〉 講演会・研究発表
研究協議・実技研修等
(6) 市町村生涯スポーツ担当者会議
生涯スポーツ行政施策の趣旨の理解や実践について研修を深め、地域スポーツの普及・振興を図る。
〈内容〉 講演・全体会説明
研究協議・実技研修等
(7) 生涯スポーツ推進連絡協議会
生涯スポーツ関係団体・機関の担当者による連絡協議会を開催し、各振興事業の連携・協力体制の確立を図るとともに、指導者の養成や活用システムについて研究する。
(8) 県スポーツリーダーバンク
スポーツ指導者の発掘・登録を行い、要請に応じて指導者を紹介し、生涯スポーツの振興と充実に努める。
《登録指導者数 五百四十七名》
2 競技スポーツの振興
競技スポーツは、人間の持つ能力とスポーツ技術の限界に挑む活動であり、また、その優れた成果
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