教育福島0222号(1999年(H11)10月号)-004/52page
プロローグ
Prologue
「アクアマリンふくしま」2000年夏オープン!
今回は、本施設の博物館、科学館機能を担う「オセアニック・ガレリア」をご紹介します。
「オセアニック・ガレリア」は、「海の文化」「海の科学」「環境コーナー」の3つのエリアから構成され、見て、触れて、学べる体験ゾーンです。
このゾーンは、新しいタイプの海洋ミュージアムである「アクアマリンふくしま」の特色のひとつになっています。
展示される生物は、外洋性回遊魚のマイワシ、流れ藻水槽ではハナオコゼ、ブリ、イシダイなど、種苗生産水槽でヒラメ、カレイ類、アワビ、ウニなど、絶滅危惧種水槽でゼニタナゴ、タガメ、メダカ、イトヨなどを予定しています。
オセアニック・ガレリアとは?
オセアニック・ガレリアとは、オセアニック(大洋の、大洋性の、広大な)とかガレリア(ガラスの高い天井を持つアーケード商店街、ミラノのガレリアが有名.本施設では、人が集まり、にぎわう都市のパブリックスペースの意味に転じて使用している)を組み合わせた名称で、この空間が、人々が集まり、交流することができるように意図が込められています。
「オセアニック・ガレリア」は、子供から大人まで海の生物や環境について、楽しみながら学ぶことができるように工夫が凝らされています。
次回は、福島県の自然を再現する「ふくしまの川と沿岸」、サンマを展示する「ふくしまの海」をご紹介します。お楽しみに!
【アクアマリンふくしまに関するお問い合わせ】
〒960-8688 福島市杉妻町2-16
福島県教育庁生涯学習課
海洋文化・学習施設整備室
TEL024(521)7325
〒971-8101 いわき市小名浜字辰巳町43番地の1
財団法人ふくしま海洋学習館
TEL0246(73)0880
アクアマリンふくしまの位置