教育福島0222号(1999年(H11)10月号)-040/52page

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生涯学習INFORMATION

生涯学習情報提供システムについて

生涯学習課生涯学習班


一 はじめに

福島県生涯学習情報提供システム「ふくしまマナビィネット」は、県民の皆さんの「何かを学んでみたい」「グループに入って仲間といっしょに学びたい」「学べるところが知りたい」「教えてくれる人を探したい」などの問い合わせに、必要な情報をお知らせしたり、相談に応じられるよう、生涯学習に関する情報を蓄積し紹介する生涯学習支援システムです。

現在、中央公民館などに設置された特定の端末からしか情報が得られず不便であるため、インターネットによる情報提供が行えるよう、平成十二年一月稼働に向けて現在新システムの開発を行っています。



二 提供する情報について

提供する情報はこれまでとほぼ同じで、施設、情報源、学習機会、団体・グループ、指導者、視聴覚教材、資格、民間教育団体等の八種類です。

施設とは、講座やイベント等が実際に開催されている場所で、学習の場の拠点となるところです。

情報源とは、わからないことや知りたいことの問い合わせ先であり、教育委員会や公的な各種法人・団体など、講座やイベント等の実施主体となっているところです。

施設と情報源は、各種イベントの主催者であり次に示す各データの核となるところです。

学習機会とは、施設や情報源等が企画し、県民が学ぶことのできる様々なイベントや講座、学級等のことです。

団体・グループとは、たとえば公民館等の生涯学習関連施設において、学習や趣味の目的を達成しようとする方々の集団です。

指導者とは、専門知識を持った高等教育機関の講師といった特別な教育者だけでなく、地域で一定の学習成果をあげ、各種機関が認めた方々も含みます。

視聴覚教材とは、各地区にある視聴覚センターやライブラリーが所蔵するビデオ、十六ミリフィルム等のことであり、学習に直接役立てることができる教材群を掲載します。

資格では、各種資格の内容や取得方法等を掲載します。

民間教育団体とは、有料・無料を問わず学習の場や機会を提供している民間の施設・団体を掲載します。



三 付加機能について

新システムの開発に際しては、従来の機能に加えて、新たな視点に立った情報発信の機能を付加しました。電子メール・電子掲示板はもちろん、例えばネットワーク上のアンケート機能、バーチャル展示会、地域紹介なども計画しています。

これらの機能を充実させれば、県と市町村、あるいは市町村と市町村との情報伝達・情報交換の場として活用されることとなり、これまで以上のエリアを越えたネットワークを形成することができます。また、県民と直接情報を交換することも可能なので、その在り方も検討していきたいと思います。



四 インターネット化の効果

システムのインターネット化の効果は、より広い範囲への情報提供や各種のネットワークシステムとの連携強化はもとより、業務を分担することができることにあります。 

例えば、前に示した各種情報の


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