教育福島0223号(1999年(H11)11・12月号)-044/48page

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第十四回福島県養護教育センター研究発表会のお知らせ


子供たち一人一人の『思い』や『願い』について一緒に考えてみませんか?



当センターでは、今年度「視点と展望をもって足場を組み、願いを追求する研究」を目標に、養護教育における普遍的な課題と今日的な課題について調査・研究を実施しています。

今年度の成果を左記により発表いたしますのでご案内いたします。


一 期日
平成十二年二月十六日(水)


二 会場
福島県ハイテクプラザ(郡山市片平町)


三 内容
■研究発表(9-45〜12-00)

◆プロジェクト研究発表◆

▽「養護教育における『個別の指導計画』に関する研究」

当センター作成の「個別の指導計画」の書式試案及び作成システムモデルに基づく実践研究発表。

▽「早期教育相談システムに関する研究」

医療、福祉、教育関係者たちとの地域に根ざした早期教育ネットワークシステムづくりに向けた実践研究の発表。

◆教育実践研究発表◆

▽「一人一人を大切にする教育実践を目指して」(仮題)
玉川村立玉川第一小学校

特別な教育的援助を必要とする子供たち(ADHD、LD児等)の支援に、学校としてどう取り組んできたかを発表。

◆ポスター発表◆

養護教育に関する情報教育研究や長期研究員による研究の発表等

■講演 (13:00〜14:30)
演題 「『特別なニーズ教育』とは何か」(仮題)
講師 宮城教育大学教授清水貞夫先生

今後の養護教育の在り方を考える上でその指針となるであろう「特別なニーズ教育」の概念やその進展に向けてのお話をいただく予定です。著書には、「特別な『個別指導計画』を考える」「『軽度』精神遅滞の教育計画」など多数。


四 案内通知
○第二次案内(一月初旬ころ)
*お問い合わせは、
当センター事業部研究担当まで TEL〇二四(九五二)六四九七




チャイム


ひげのすすめ

森 幸彦

森 幸彦

写真の如くひげがある。

写真の如くはげである。

ひげを蓄え始めたのは六年前の博物館勤務当時。徹夜続きでひげを剃る暇もない忙しさを上司にアピールするつもりで伸ばしたのがきっかけだ。はげ始めたのは二十年程前だが、こちらの方は特に理由があったわけではない。

博物館では「縄文時代研究者」としてひげに違和感が無かったものの、二年前からの教育庁勤務、食堂やエレベーターの中では異形をいぶかる視線を感じる。明治時代の官吏は多くひげをステイタスとしていたものだが、現代のお役所では流行らないらしい。老母が転勤時に床屋代をくれたが、酒に化けてしまった。

戦後はアメリカのスマートな文化の影響を受けてか、ひげ=原始的=否、さっぱり系=文化的=是という感がある。一方、宗教家やナチュラリストにはひげが多い。縄文時代の土偶にはひげらしき表現が窺えるものもある。アイヌ民族もひげに誇りを持っている。アンチ文明派の象徴ともいえる。

ひげの生え方は人それぞれ多様で、個性を強調するには格好の素材である。個性を尊重する教育を標榜する皆さまにも是非「ひげ」をお勧めしたいものである。

[県教育庁文化課 文化財センター整備班〕



『福島県視聴覚ライブラリー』の利用御案内

福島県では、視聴覚教育の振興と、県民の皆さんの学習に役立てていただくため、福島県視聴覚ライブラリーを設けています。ライブラリーでは、県民の皆さんや公民館、学校に対して視聴覚ソフトの貸し出しを行っています。

現在ある視聴覚教材は、一六ミリフィルム九一九本、ビデオテープ七二九本をはじめ、関係団体からの委託視聴覚ソフトが四〇七本です。

これらの教材の目録は、各市町村の教育委員会や公民館にありますので、利用希望の方は、お問い合わせの上ご覧ください。

利用したい教材がありましたら、電話で申し込むか、直接ライブラリーまでお出かけください。利用できる教材は一回に三本以内で、一週間程度(輸送機関を除く)です。また、貸し出しは無料ですが、教材の送付を希望する場合は、送料は往復とも利用者負担となります。

ご利用をお待ちしております。

【問い合わせ先】
◇〒960-8003 福島市森合字西養山一(福島県立図書館内)
◇電話 〇二四(五三一)二三九五
◇受付時間 毎週月〜金曜日午前十時〜午後四時三十分


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