教育福島0224号(2000年(H11)1月号)-043/48page

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「まほろん」は「すぐれたよいところ」の意味の「まほろば」と「(歴史への)憧れを満たす」意味の「ろまん」を重ね合わせた言葉である。

新学習指導要領への移行を前に、小・中学校新教育課程説明会開催

平成十二年度からの新学習指要領への移行期を前に、小・中学校の新学習指導要領の趣旨の徹底と本県小・中学校教育の改善充実を目的として、新教育課程説明会が各管内で開催された。国・公・私立小・中学校の校長をはじめとして千八百名の教職員が集まり、熱心な協議が行われた。
県南に初めての高等部開設
〜西郷養護学校高等部〜

県立西郷養護学校に県南地区では初めての高等部が開設され、第一期生二十一名が新しい校舎で高校生としての第一歩を踏み出した。

二十年連続合唱日本一

県立安積女子高等学校合唱団は、第五十二回全日本合唱コンクール全国大会高等学校の部で二十年連続金賞を受賞した。併せて高等学校の部第一位に送られる文部大臣奨励賞も受賞した。

また、先に行われたNHK全国学校音楽コンクール全国大会(合唱)においても最高の金賞、内閣総理大臣賞、文部大臣奨励賞を受賞した。同校の金賞受賞は五年連続十回目である。

第一回県産業教育フェア開催

十月九日から十日までの二日間、県産業交流館「ビッグパレットふくしま」において、第一回県産業教育フェアが開催された。

これは、農業・工業・商業・家庭・水産・看護の専門学科に学ぶ生徒たちが日頃の学習成果を発表し、特色ある各専門学科の学習内容について、広く県民の理解を得るために開催されたもので、約九千六百名の入場者があった。

県立美術館が改修工事のため長期休館

県立美術館が昭和五十九年七月にオープンしてから十五年が経過し、老朽化していた屋根の塗り替えと空調設備の全面的な更新をするため、十月十八日から平成十二年七月十九日(予定)まで長期休館している。

県立美術館がこのような長期休館をするのは初めてのことであり、再オープン後の展覧会が期待されている。

県文化功労賞に、本宿、渡部の両氏
文化の日に教育・文化関係表彰式を挙行

本県の文化の向上に著しい業績を残された個人に授与される県文化功労賞に、体育部門(社会体育)から本宿尚氏、芸術部門(美術)から渡部憲司氏が選ばれた。十一月三日の文化の日に県文化センターで挙行された表彰式では、県文化功労者のお二人をはじめ、教育・文化関係功労者、永年勤続表彰者、県文学賞受賞者や団体・施設が晴れの表彰を受けた。

本県の中学生・高校生、スポーツ・文化面で大活躍

各方面で、本県の中学生・高校生諸君の素晴らしい活躍があった。

高校関係では、通産省主催の「全国高校生・専門学校生プログラミングコンテスト」プログラミング高校生の部で、県立清陵情報高校の大森宏樹君、七海遙観君、池沢広行君の三人が制作した「清陵気象観測システム」が通産大臣賞を受賞した。また、第四十八回全国高等学校スキー大会女子大回転で三星佳代さん(若松女子高校)が優勝、平成十年度全国高等学校選抜自転車競技大会女子個人ロードレース20kmで益田聖子さん(白河高校)が優勝、平成十一年度全国高等学校総合体育大会弓道競技女子個人で鈴木佐徳子さん(福島女子高校)が優勝、平成十一年度全国カヌー選手権大会女子総合で安達高校が優勝した。

中学校関係では、平成十一年度第五十二回全日本合唱コンクール全国大会で会津若松市立若松第三中学校合唱部が五年連続金賞を受賞した。また、平成十一年度全国中学校体育大会新体操で会津若松ザベリオ学園中学校が優勝、同水泳競技男子100mバタフライで佐藤誠君(郡山市立郡山第六中学校)が優勝、同野球競技で白河市立白河中央中学校が第三位となった。


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