教育年報1960年（S35）-053/135page

　　 　

熊田良二	67	田村郡田村町大供字本地1	県議会経済文教委員長	学歴経験者
宗田義郎	55	東白川郡棚倉町流字中豊18	東白川郡棚倉町長	〃
平井博	49	福島市森合西養山6	福島大学学芸学部長	〃
今泉正顕	34	郡山市清水台84	郡山市労音委員長	〃
松田重吉	62	河沼郡会津坂下町石田756	会津坂下町教育長	〃
伊藤一郎	29	安積郡安積町成田字梅田23	安積郡連青団長	〃
菊地寿子	47	郡山市本町20	郡山市社会教育委員	〃

D　市町村社会教育委員・公民館運営審議会委員研修会

1,趣旨　市町村における社会教育委員,公民館運営審議会委員

の社会教育上における性格と役割を明らかにするとともに,今日の

社会教育の当面する諸問題について研究協議し,もって本県社会教育

のいっそうの振興に資する。

2,主催　県教育委員会

3,日時・場所

　浜方部,石城(平市公民館(公会堂))

　　　　　　　　　　　　　　　　1月23日(月曜)

　相双(鹿島町公民館)　　　1月24日(火曜)

　県南方部(白河市向新蔵花文本店)

　　　　　　　　　　　　　1月26・27日(木・金曜)

　県北方部(福島市公民館)　　　　1月30日(月曜)

　会津方部(湯の上温泉清水屋)

　　　　　　　　　　　　　2月1・2日(水・木曜)

4,参加者市町村社会教育委員,公民館運営審議会委員

5,講師・助言者　福島大学学芸学部長　平井博

　　　　　　　　　県社会教育課員

　　　　　　　　　各出張所社会教育担当者

6,研究主題　市町村における社会教育委員,公民館運

　　　　　　　営審議会委員の性格と役割について

7,日程

(1)県北,浜通り方部

　　　9.30:10.00　開会

　　10.00:12.00　講議　社会教育の本質と今日の社会

　　　　　　　　　　　教育の諸問題　福大　平井博

　　12.00:13.00　昼食

　　13.00:15.00　研究協議

　　　　　　　　第一部会

　　　　　　　　　社会教育委員の性格と役割

　　　　　　　　第二部会

　　　　　　　　　公民館運営審議会委員の性格と役割

　　15.00:15.30　閉会

（2)県南・会津方部

　　(第1日)

　　12.30:13.00　開会

　　13.00:15.00　講義　社会教育の本質と今日の社会

　　　　　　　　　　　教育の諸問題

　　　　　　　　　　　　県社教課指導係長　栗原喜蔵

　　15.00:17.30　研究協議(県北・浜通り方部と同じ)

　　　　　　　　　　　　　県社教課長補佐　篠崎健三

　　17.30:19.30　夕食

　　19.30:21.00　情報交換

　(第2日)

　9.00:10.30　　研究協議

　10.30:11.00　まとめ

　11.00:11.30　閉会

8,講師・助言者

浜方部　　石城(平井,赤津安増,深沢,

　　　　　　吉田(石城))

相双　(平井,篠崎,丹野,鈴木(相馬),

　　　　　菊地(双葉))

　県南方部　　(栗原,渡辺(貞),県南方部社教担当者)

　県北方部　　(平井,栗原,安増,赤津,梅宮,

　　　　　渡辺(キ),県北方部社教担当者)

　会津方部　　(篠崎,栗原,丹野,会津方部社教担当者)

E　社会教育研究地区

　総合社会教育推進のための拠点として,またモデル地

区育成のねらいで社会教育研究地区を指定した。指定地

区育成のための予算措置ができなかったが,地元の熱意

と協力によって相当の成果をあげることができた。

　　　　社会教育研究地区

(出張所)	(社会教育研究地区）	(出張所)	(社会教育研究地区)
信夫	信夫村	伊達	桑折町
安達	岩代町	安積	安積町
岩瀬	長沼町	南会津	田島町
北会津	河東村	耶麻	喜多方市
両沼	坂下町	西白河	矢吹町
東白川	棚倉町	石川	古殿町
田村	船引町	石城	常磐市
双葉	久之浜町	相馬	原町市

　

F　みどり号の巡回

　みどり号は,おもに文化に恵まれない地域を巡回し,

地域の人々とともに社会教育上の問題を研究協議するこ

とを目的として県内16管内を約1万粁にわたって巡回し

た。本年度は,とくに新生活運動指定地区,社会教育研

究地区を重点的に訪問し,育成に協力した。視聴覚教具,

教材が,県内全地区にあまねく普及され,マスコミ

が僻村にまで浸透しつつある現在の状勢に対応して,み

どり号の使命も再検討の時期にきている。