![[検索]](../../../icons/kensaku.gif){kind=icon}
![[目次]](../../../icons/mokuji.gif){kind=icon}
![[PDF]](../../../icons/pdf.gif){kind=icon} |
![[前]](../../../icons/mae.gif){kind=icon} ![[次]](../../../icons/tugi.gif){kind=icon} |
教育年報1960年（S35）-121/135page
|
|
|
館種別部会
イ)公共図書館部会
日時 5月26日 午前9時〜12時
会場 公会堂1階大ホール
(1)図書館は町立以上義務設置を要望する。
提案者 山形県公共図書館協議会
説明者 同会長 森島光繁
提案理由 現段階では市立以上の図書館の義務設置が
問題になっているようだが,町立以上(村は人口密度
も散漫であるから村はのぞき)の図書館の義務設置を
要望する
(2)青少年に悪影響を及ぼすおそれのある図書及び雑誌
の出版を自粛するよう出版界に強く要望する件
提案者 近畿公共図書館研究会
説明者 大阪市立図書館長 西藤寿太郎
提案理由 近年,青少年の不良化防止運動が展開され
ているにも拘らず,青少年の育成上好ましくない図書
及び雑誌の出版が依然としてあとをたたない現状にか
んがみ,青少年育成に努めている公共図書館として苦
臆するものである。この際,出版関係団体に対して,
大会の名において自粛するよう強く要望したい。
(3)基準財政需要額に含まれる図書館費の積算基礎の改
訂を要望する件
提案者 近畿公共図書館研究会
説明者 滋賀県立図書館小林重幸
提案理由
地方交付税に含まれている図書館費は,公立図書館
運営の基盤をなしているが,この積算基礎は,公立図書館
の現状とはあまりにもかけ離れて低すぎる。これ
を現状に即して改訂されるよう文部省は自治庁と強力
に折衝し,その実現をはかられたい。
(ロ)私立公共図書館部会
日時 5月26日 午前9時〜12時
会場 公会堂2階北側会議室
(1)児童を中心とする私立図書館の問題
提案者 金森好子 渡辺ケイ子
(2)私立公共図書館の振興は,今後どうしたらよいか。
提案者 私立公共図書館部会有志
(3)私立公共図書館協議会設定の可否について
提案者 私立公共図書館部会有志
（ハ）大学図書館部会
日時 5月26日 午前9時〜12時
会場 公民館2階ホール
(1) 「洋書総合目録」の年刊計画について
提案者 国立国会図書館 弥吉光長
(二)短期大学図書館部会
日時 5月26日 午前9時〜12時
会場 図書館3階自由読書室
(1)短期大学図書館基準要項作成について
提案者 静岡県立静岡女子短期大学
藤田須美子
提案理由 今回公立大学図書館基準要項案が提案され
本大会において審議決定される事と存じ誠に慶賀に堪
えない。ついては私共短期大学においても実状に応じ
て適当なる図書館基準を作成する必要があると考える
大学教育としての基本図書等は短大といっても大差は
ないはずであるし,理想としては短大なればこそ図書
館の充実によって短い年限を補い,又優秀なる学生の
自主的研究等に対し十分なる奉仕をすべきであると考
える。大綱は公立大学図書館基準に準じその中の職員
数,蔵書冊数,図書購入費等については短大基準を設
足するようご協議いただきたい。
(2)短期大学部会の運営について
提案者 私立短期大学図書館員有志
提案理由 今般,短大部会が設けられたことは喜ばし
いが,今後の運営と発展について,日本図書館協会内
の大学部会に包括されるか,又は別になるかはさてお
いて,強力な発展を期するための運営を公私立短大提
携の上,研究,実施していきたい。
(ホ）特殊専門図書館部会
日時 5月26日 午前9時〜12時
会場 図書館1階小・中学生室
(1)地方行政機関附属図書館の組織と機能
提案者 岡山県農林部農林資料室
池田馨
提案理由 それらは公立の公共図書館とはまた異なっ
た特殊な意義をもって組織され,その機能を発揮して
いるものと考えられるので,でき得れば具体的な態様
の中から特殊専門図書館存在の意義について結論ない
しはその発展の方向を展望致したい。というのは本県
の場合,県庁農林部に農林資料室が設置されたのは昨
年の2月のことであったが,それは行政組織上未確立
なものであり,農林部の幹部会で設置されたものにす
ぎない。この種のものとしてはあまり例もなく,その
意義なり,機能発展の方向を探索したいからに他なら
ない。
(2)行政資料の収集と活用の方法の合理的改善
提案者 岡山県農林部農林資料室
池田馨
提案理由
1) 行政資料の所在と合理的な入手方法の確立につい
て
本県農林資料室の場合,設置も新しく,外部行政資
料の入手ルートが確立されているといい難い。
2) その効果について
行政資料の利用状況は必ずしも活発でなく,勿論資
料の豊富さにもよろうが,又本来資料の貸出利用,閲
覧といった地味な効果のはっきりしない性格のもので
あろうが,その効果をどのように評価すべきであろう
か。
3) 行政効果発揚の方法について
したがって積極的な活動の方法はどうかということ
である。
(3)その他
1 オリエンテーション
|
|
|