教育年報1961年(S36)-012/193page
2 職 員
昭和36年度の事務局職員の異動は,総数110名にの
ぼった。内訳は,退職28名,新任43名,転補39名
である。
課長以上の異動は,中島茂(社会教育課長)が白河高等学校長
へ,後任として教育調査研究所長 松田吉与
が杜会教育課長へ,教育調査研究所長へ,社会教育
課指導係長 栗原喜蔵が就任した。
出張所長の異動は,酒井,秋月,西牧の三所長が校
長に復帰,大須賀,小野,星所長がそれぞれ出張所長
に新任された。
さらに充て指導主事をあらたに26名任名し,指
導の充実強化をはかった。
昭和36年度の職員の総数は248名となった。
事務局職員等の名簿は次のとおりである。
教育長及び事務局各課室所館長名
職名 氏名 就任年月日 教育長 佐藤光 昭和32. 6. 6 教育次長 大槻文夫 33. 4. 1 秘書室長 新井田忠雄 33. 4. 1 財務課長 大槻文夫 32. 1. 1 学校教育課長 酒井忍 35. 4. 1 社会教育課長 松田吉与 36. 4. 1 保健体育課長 鈴木勝枝 31. 4.16 教育調査研究所長 栗原喜蔵 36. 4. 1 県立図書館長 桑原善作 24.11.15
事務局出張所名一覧
所名 所長名 所在地 信夫出張所 玉川春雄 福島市中町27 伊達出張所 瀬谷洋一 伊達郡桑折町桑島3の68 安達出張所 船生修平 二本松市本町1丁目60 安積出張所 畠山武雄 郡山市虎丸町135 岩瀬出張所 鈴木鋭介 須賀川市西3の10 西白河出張所 安良恒三 白河市字道場小路93 東白川出張所 星久好 東白川郡棚倉町城跡2の31の1 石川出張所 鈴木正一 石川郡石川町字下泉229 田村出張所 堀内鉄雄 田村郡三春町南町4 南会津出張所 大須賀正美 南会津郡田島町大字田島字根小屋甲4277 北会津出張所 辺見正治 会津若松市栄町郭内1 耶麻出張所 小野丑蔵 喜多方市惣座の宮2716の2 両沼出張所 鈴木九二八 河沼郡会津坂下町西南町裏甲4005 石城出張所 豊田要三 平市堂の前22 双葉出張所 西恭三 双葉郡富岡町大字小浜字駅106 相馬出張所 高木百枝 相馬市中村北町91 3 教育広報
36年度から教育委員会の広報事務が教育調査研究所
から秘書室へ移管された。
昭和36年度の県教委の広報活動の概況は次のとおり
であった。
(1)教育月報
1) 編集方針
(ア)県教育委員会の行政施策について県下の教育関
係者に周知させ,教育行政の円滑な運営に資する
(イ)県教育委員会の行政施策に関する諸問題につい
て県下教育活動の実態を通じて適時取材し,これ
を広く紹介して現場各校の教育の向上に資する
(ウ)世論調査および読者の希望を尊重し,よく活用
される広報紙とする。
2) 対 象
教育月報は主として学校,市町村教育委員会を対象
とし,広くPTA,民間団体をも考慰する。
3) 取材内容
(ア)県教育行政に関するもの
(イ)教育指導内容に関するもの
(ウ)各種教育行事の紹介と結果の報告
(エ)現場の教育活動の状況
4) 編集要領
(ア)年10回発行 1回2,000部
(イ)各月毎に主題をもうけ統一ある記事とする
(ウ)写真による広報8ページ,本文8ベージ,計16
ページとする
(エ)無償配布