教育年報1961年(S36)-073/193page
1 し体不自由児施設について
本校の場合は,校舎に隣接して県立のし体不自由児
施設が設置されることになっており,また分校の場合
は,社会福祉法人いわき福音協会立の福島整し療養園
が設置されています。
これらの施設は,し体不自由者の治療と独立自活に
必要な知識技能を与えることを目的としているので,
手術などの必要な者はここに入所のうえ,養護学校に
通学することが適当です。
2 学校附設の寄宿舎について
手術などを必要としない者,または比較的軽易な治
療ですむような者は,寄宿舎に入舎して,ここから通
学することが適当です。
ただし分校には寄宿舎が設置されていません。
3 通学について
郡山市,平市またはその近接市町村に在住し,比較
的障害の軽い者は,通学することができます。
3 特殊学級の教育
(1)特殊学級の現状
1) 精神薄弱
現在(37.3.15),県内の精薄特殊学級は,
小学校36学級(児童数474人)・中学校13学級