教育年報1961年(S36)-103/193page
他の地域の開発に資する。
(2) 学級名
1) 県実験婦人学級
・須賀川市立第一小学校PTA婦人学級
・河沼郡湯川村勝常婦人学級
2) 文部省委嘱婦人学級
・福島市杉妻 婦人学級 ・信夫郡吾妻村 〃 ・安達郡大玉村玉井 〃 ・安達郡東和町太田第2 〃 ・郡山市商店 〃 ・安積郡富久山町 〃 ・須賀川市 〃 ・岩瀬郡長沼町 〃 ・南会津郡只見町 〃 ・南会津郡下郷町 〃 ・会津若松市謹教 〃 ・河沼郡河東村広田 〃 ・喜多方市関柴 〃 ・耶麻郡西会津町新郷 〃 ・河沼郡会津坂下田丁坂下 〃 ・大沼郡金山町中川 〃 ・白河市中央 〃 ・常磐市いわき 若妻学級 ・東白川郡塙町 婦人学級 ・東白川郡矢祭村中央 〃 ・石川郡浅川町 〃 ・石川郡玉川村泉 〃 ・石城郡遠野町入遠野 〃 ・双葉郡大熊町中央 〃 ・双葉郡川内村 〃 ・原町市大昆 〃 ・相馬郡鹿島町中央 〃 ・信夫郡飯坂町 〃 ・伊達郡伊達町伏黒 〃 ・伊達郡梁川町白根 〃 ・伊達郡霊山町上小国 〃 ・岩瀬郡岩瀬村 〃 ・大沼郡会津高田町尾岐 〃 ・耶麻郡磐梯町第1 〃 ・西白河郡矢吹町三城目 〃 ・相馬市磯部 〃 (3) 予算執行額
1) 県実験婦人学級―各1万円2学級分
2) 文部省委嘱婦人学級―各4万円37学級分
(4) 効果
各学級ともそれぞれ地域の実情と住民の要求によっ
た組織により,十分なる調査を行ない具体的な主題を
設定し,計画的継続的な学習活動によって大きな効果
を収め,研究協議会等の機会を持って他の地域にも好
影響を与えた。
8 協力して行った他の事業
(1) 県婦人団体連合会々長研修会
1) 目的
世の中のうごきに適応した婦人団体の組織活動
をすすめるため,その運営責任者としての教養を
高める。
2) 期日 会場 参加者
36.6.30〜7.31 県婦人会館 460名
3) 内容
ア 婦人団体の目標や性格と社会のうごきにつ
いて
イ 事業計画と実施の方法について
ウ 婦人会の組織,運営,活動について
エ 教育問題と婦人の活動について
4) 効果
社会のはげしいうつりかわりに対応する婦人団
体のあり方について,その方向をみつけ,これに即
応した組織活動のための指針を得ることができた
(2) 県婦人大会
1) 目的
婦人の自主性と社会性をいっそう高め信頼され
る母親となるために共同研究をすすめる。
2) 期日,会場,参加者
36.9.1 郡山 市民会館 1,200名
3) 内容
ア 生活発表 子どもの教育について
イ 講演 よい家庭や社会をつくる婦人の力
ウ 討議自主的な婦人の力
4) 効果
婦人の学習活動の目標やそのあり方が明らかに
なり,地域における婦人の立場についての自覚が
高まり,団体活動が活発になった。
(3) 生活問題研究協議会
1) 目的
次の世代を育てる責任を持つ母親であり,主婦で
あり,市民である婦人が一堂に会して国際社会に
おける日本の位置に目を向け,経済事情に関する
認識を深め,明かるい政治が行なわれ,平和な生
活が守られるための推進力になる。
2) 期日,会場,参加者
36.11.12〜12.4 田村郡三春町ほか10ケ所
参加者計 2,500名
3) 研究主題
私たちの経済生活と政治
4) 効果
政治,経済に対する関心が深まり,家庭の経営管
理者としての自覚が高まった。