教育年報1961年(S36)-110/193page
7 地域視聴覚ライブラリー
(1) ライブラリー数 計26
(2) フィルム購入等
予算総額 16,725,260円
内 公費, 公民館費3,106,250円
フィルム購入費13,842,450円
フィルム購入本数 500本(昭35)
フィルム所有本数 2,270本(昭35末)
(3) 動き
1) 「福島県フィルム・ライブラリー連絡会」が
成立 (36.11.7)
2) 県内唯一の未組織地区であった南会津西部地区
に「南会津西部フィルム・ライブラリー」が成
立 (36.12・21)
3) 南会東部は学教対象であったが,12月に学
社一体の「南会津東部フィルム・ライブラリー」
と発展した。
第7節 文化財の保護
1 文化財保護の現況
(1) 本県は風土と史的発展から東北に属しながら,
関東的色彩が濃厚で,屈指の文化財県であり,特に会津
と石城,信夫に優れたものが多い。
36年度の文化財行政上注目されるものは,次の各項
であろう。
1) 勝常寺仏像収蔵庫並びに磐城高校の埴輪収蔵庫
の着工並びに完成。
2) 第3回の東北ブロック民俗芸能大会の開催と,
会津文化史展の開催
3) 白河関,須賀川上人壇,白水阿弥陀堂庭園跡等
埋蔵文化財の発掘
4) 図版福島の文化財の刊行
(2) 指定文化財
本県の文化財保有数は次のとおり(郡別)
文化財指定件数 (37.3.31)
区分 国宝 重要文化財 特別天然記念物 記念物 計 出張所 国 県 国 県 信夫 4 6 3 3 16 伊達 ― 3 1 1 5 安達 ― 3 4 4 11 安積 2 10 2 8 22 岩瀬 1 2 3 2 8 南会津 1 6 1 1 3 12 北会津 6 13 6 ― 25 耶麻 5 12 1 4 22 両沼 1 21 4 1 3 30 西白河 ― 5 2 3 10 東白川 4 2 ― 5 11 石川 1 5 1 3 10 田村 1 4 3 2 10 石城 1 10 19 4 10 44 双葉 ― 3 1 4 8 相馬 1 7 4 8 20 2管内にわたるもの 2 1 3 地域を定めたいもの 1 ― 1 (計) 2 57 104 1 40 64 268