教育年報1962年(S37)-001/169page

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教育行政

 第1節 昭和37年度福島県教育

       委員会努力目標

1 教育行政の効率化を促進する

 (1) 教育行政の秩序を確立し,総合的企画の推進をは

  かる。

 (2) 市町村教育委員会との連絡提携の強化をはかる。

 (3) 行政事務の効率的な運営を促進する。

 (4) 調査研究と広報活動の充実に努める。

2 児童生徒の学力向上に努める

 (1) 新教育課程の実施について万全の措置を講ずる。

 (2) 児童生徒の実態をは握するとともに,学力向上に

  ついて家庭・社会の理解と協力を得るように努める。

 (3) 現職教育を充実し,指導の向上をはかる。

 (4) へき地教育の充実をはかる。

3 科学技術の振興をはかる

 (1) 科学技術関係教科担当者の資質の向上をはかる。

 (2) 工業高校を増設し,中堅技術者の養成をはかる。

 (3) 農業高校の体質を改善し,近代的営農の自営者な

  らびに農業関係生産従業者の育成をはかる。

 (4) 各種振興法により,施設設備の充実に努める。

4 道徳教育,生活指導の徹底を期する

 (1) 道徳教育,生活指導に関する学校・家庭・社会の

  意欲の向上をはかる。

 (2) 指導組織・運営の改善ならびに指導技術の向上を

  期する。

 (3) 関係諸機関・団体との提携を密にし,指導の一貫

  をはかる。

5 特殊教育の振興をはかる

 (1) 養護学校の整備育成をはかる。

 (2) 特殊学級の充実に努める。

 (3) 盲,ろう教育の向上に努める。

6 青少年および成人教育の振興をはかる

 (1) 青年学級,婦人学級等学級講座の充実をはかる。

 (2) 自主的な団体の健全な活動を助長する。

 (3) 芸術文化活動の普及向上に努める。

 (4) 公民館等社会教育施設の整備充実をはかる。

7 体育およびスポーツの振興と保健教育の充実

 に努める

 (1) 学校保健環境の整備充実に努める。

 (2) 学校給食の普及充実をはかる。

 (3) スポーツ水準の向上に努める。

 (4) 水泳,交通事故等による事故防止に必要な安全教

  育の徹底を期する。

8 高等学校生徒急増対策の推進をはかる

 (1) 高等学校の適正配置に基づく新設校の設置を推進

  する。

 (2) 教職員の適正な確保と配置に努める。

 第2節 教育委員会

1 教育委員

 昭和37年10月10日で任期満了の太田緑子委員は再任さ

れ,委員長には,改選の結果,阿部委員を委員長とする

ことに決定,委員長職務代理者には,江花委員がそれぞ

れ選ばれた。現委員は次のとおりである。

職名 氏名 職業 住所 就任年月日
委員長 阿部信義 なし 原町市池の台116 35.10.11
委員長職務代理 江花静 なし 会津若松市東山町石山字水尾前丙 35.10.11
委員 今泉修二 会社取締役 二本松市郭内2丁目263の1 36.12.23
委員 笠原良平 工場長 須賀川市字塚田25 36.12.23
委員 太田緑子 なし 郡山市池の台116 37.10.11


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