教育年報1962年(S37)-038/169page
2 恩退職手当
(1) 昭和37年度における年金である恩給及び扶助料も
しくは恩給一時金の支給人員および支給総額は,次
表のとおりである。
昭和37年度恩給決算見込額
科目 年金恩給 恩給一時金 計 人員 金額 人員 金額 人員 金額 教育委員会費 125 8,195,760 1 83,400 126 8,279,160 小学校費 2,988 293,026,926 59 12,607,332 3,047 305,634,258 中学校費 627 96,810,185 50 9,647,810 677 106,457,995 高等学校費 16 1,525,964 14 3,973,411 30 5,499,375 盲学校及ろう学校費 13 1,734,105 1 84,000 14 1,818,105 計 3,769 401,292,940 125 26,395,953 3,894 427,688,893
(2) 勧しょう退職および普通退職した職員に対して昭
和37年度に裁定支給した退職手当の支給人員および
支給総額は次表のとおりである。
昭和37年度退職手当決算見込額
職種 かんしよう退職 普通退職 計 人員 金額 人員 金額 人員 金額 教育委員会費 事務職員 1 1,715,040 2 565,090 3 2,280,130 小学校費 教員 102 218,060,950 96 25,334,175 198 243,395,125 事務職員 1 6,398,401 4 278,640 5 918,480 中学校費 教員 49 103,448,275 59 13,277,329 108 116,725,604 事務職員 1 534,240 9 1,737,005 10 2,271,245 高等学校費 教員 28 60,633,670 25 7,919,720 53 68,553,390 事務職員 8 6,022,870 23 2,795,135 31 8,818,005 盲学校及ろう学校費 教員 2 2,074,431 4 80,332 6 2,154,763 事務職員 0 0 1 236,680 1 236,680 計 教員 181 384,217,326 184 46,611,556 365 430,828,882 事務職員 11 8,911,990 39 56,125,501 50 14,524,540
3 公務災害
昭和37年度中における公務災害の処理件数および補償
額は,次表のとおりである。
昭和37年度公務災害処理状況
費目区分 処理件数 処理状況 補償額内訳 公務上 公務外 未処理 療養補償 障害補償 遺族補償 葬祭料 計 高等学校 8 7 1 ― 220,787 ― ― ― 220,787 小学校 11 10 ― 1 595,111 388,917 1,375,850 82,551 2,442,429 中学校 7 6 1 ― 147,114 ― ― ― 147,114 計 26 23 2 1 963,012 388,917 1,375,850 82,551 2,810,330
第7節 学校施設
1 県立学校
昭和37年度県立学校施設の整備事業は,高等学校へ進
学希望の生徒が急源するための対策として,新設校等の
校舎新増築並びに産業教育施設の整備を中心に,これら
急源対策を主眼として事業の促進をはかった。
一方高等学校既設校舎は保有坪数984卸のうち木造校
舎が90%をしめており,このうち構造上危険な状態にあ
る建物で要改築坪数は114坪を有しておる現状である。