教育年報1963年(S38)-143/180page
日本ソフトボール公認察判員 柏倉正一
〃 斎藤光正
〇公認審判員認定
受講者110名中察査の結果65名に公認審判員証を与えた。
(2)スキー実技講習会
期 日 昭和39年1月8,9,10日
会 場 沼尻スキー場
内 容 スキーの基礎理論と実技
講 師 福島大学々芸部助教授 鈴木勝衛
全日本スキー連盟指導委員 佐藤元一
〃 渡部義健
参加者 体育指導委員 40名
10 福島県体育指導委員研究大会
期 日 昭和39年2月25,26日
会 場 福島市 第1日 県庁正庁
第2日 飯坂婦人会館
内 容〇講演
日本スポーツ少年団について
日本スポーツ少年団総主事 高田通
本県スポーツの現状
県保健体育課長 鈴木勝枝
〇事例発表
スポーツ教室の運営について 飯野町
スポーツ少年団について 勿来市
農山村における社会体育の振興 下郷町
スポーツテストの実際 原町市
野外活動の普及 郡山市
スポーツ行事の運営 若松市
〇研究協議
第1分科会 スポーツ教室の運営
第2分科会 スポーツ少年団について
第3分科会 農山村における社会体育の振興と体育行事
第4分科会 野外活動の普及について
第5分科会 スポーツテストの普及
助言者 各出張所社会体育担当主事,中央より高田講
師を招へいし2日間にわたり有意義な研修会を開催す
ることができた。明年度は参加者を体育指導委員半数
500名(本会は220名)の出席を予定し東北大会と併せ
て開催したい。
11 スポーツ少年団の育成
オリンピック東京大会を契機に全県的に青少年の健全
な心身の育成を主眼にした少年団の結成を計画し,その
実現に努力した。
この結成を促進するために下記のような説明会打ち合
わせ会を開催した結果,現在(3月下旬)県内に332の
スポーツ少年団が誕生した。今後なお急速にその結成が
実現するものと思われる。今後の健全な育成に努力したい。
(1)会津地区スポーツ少年団結成促進打ち合わせ会
期 日 昭和38年5月24日
会 場 会津若松市城北小学校
参加者 会津方部,地教委職員,公民館関係,子供会
役員20名
事務局より保体課長,主事1名出席
内 容
〇趣旨説明
〇スポーツ少年団の意義と内容説明
〇研究協議
7月の全国大会に出席できるよう結成を促進するよう
申し合わせた。
(2)磐城地区スポーツ少年団結成打ち合わせ会
期 日 昭和38年6月25日
場 所 磐城市公民館
参加者 磐城市,体育指導委,地教委職員 20名
内 容〇スポーツ少年団の説明
〇結成の具体方策(剣友会少年部を中心にする)
(3)相馬地区スポーツ少年団説明会
期 日 1月25日
場 所 原町市立第二中学校
内 容 町内会を中心に結成する方針をきめる
(4)県北・県南地区スポーツ少年団説明会
期 日 2月17日
場 所 郡山公民館
内 容 聖火リレーの主体をスポーツ少年団にて実施す
ること。これに伴ない,団を結成することを申し合わせた。
12 県営体育館
県営体育館の建築基本方針として,所謂体育専用でな
くあらゆる文化的集会及び各レクリエーションの場とす
る方針をもって,昭和37年度において県営体育館建築委
員会を設置し,規模内容について結論を得たので,その
答申内容をじゅうぶんとり入れ5社による競技設計の結
果株式会社久米建築事務所(東京都)が入選したことは
既報告のとおりである。
本年度に至り実施設計の完成により,工事入札を執行
し県建築課監理のもとに現在工事中である。
(1)実施設計概要
(イ)構 造
本 館 鉄骨及び鉄筋コンクリート造3階建
機械室 鉄筋コンクリート造平屋建
(ロ)建築面積
本 館 5,765,267m2 (1,744.01坪)