教育年報1964年(S39)-030/232page

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要旨 教職員の生活安定については今後も努力をしてい

 くが,県民の教育尊重のムードをいっそう高めていく

 ようにしたい。

  県立学校の警備員配置については,年々充実を図っ

 ているが市町村に対してもこのことについてはつねに

 助言している。

  全国学力調査を即時中止するようなことはしない。

 全国的な趨勢に即しながら,問題点があれば漸進的に

 改善していく考えである。

  12月10日 教育長ほか 3名

       中央執行委員長ほか6名および各支部専

       従職員

要旨 教職員の給与の改善,初任給の引上げ等について

 は知事部局等との関連もあり,教職員の問題だけをと

 りあげても解決はできない。

  学校整備員の配置も必要なことがあるが,この配置

 によってすべてが解決されるわけではなく,また,現

 段階でこの配置が可能とは思われない。警備員の配置

 とともに防火に対する具体的な対策を講じていくこと

 がたいせつである。

  12月17日 教育委員長ほか全委員および教育長ほか

       4名

       中央執行委員長ほか 10名

要旨 宿日直手当の引き上げ・事務職員未配置校の対策

 など検討を要する問題と考えるが性質が経済的なもの

 であるから財政当局・事務局と検討したい。

  年次有給休暇等については学校運営の計画的な配慮

 のもとにとるようにすることが必要で,正常な運営を

 妨げるような場合は考慮すべきである。

  産炭地,積雪地(へき地)の寄宿舎など,適当なと

 ころを選定して実情を視察することは実施したい考え

 である。


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