教育年報1964年(S39)-085/232page

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 氏は,アメリカ班に属し9月15日から10月29日まで,

アメリカ(10月12日まで)とヨーロッパ諸国(ロンドン,

パリ,フランクフルト,ジュネーブ,ローマ)の教育事

情を視察し,多大の収獲を得た。

 なお,過去における状況は次のとおりである。

   34年 原町一小校長   渡辺保

   35年 福島二中校長   西沢長吉

   36年 会津高校長    田中平作

   37年 県教委学教課長  酒井忍

   38年 梁川町粟野小校長 遠藤伊雄

8 教職員研究奨励

 「福島県教職員研究奨励金交付要項」に基づき,奨励

金が交付された。その状況は次のとおりである。

 〔B類〕 1万円の奨励金交付…………高校関係

 応募件数 人文・社会科学関係 8名

      自然科学関係    9名  計17名

 交付者と研究主題

所属校 氏名 研究主題
白女 金子誠三 地方私有鉄道(白棚鉄道株式会社)の考察
福二高 芳賀守 変革期における教育思想の展開
安達高 吉田義 安達太郎火山の生いたちについて
郡工高 橋本強寿 グラビティ溶接法における溶接条件の
変北と溶けこみ状態の関係
喜多方高 渡部正 只見川,阿賀川流域の第四紀について

昭和39年度 福島県教職員研究奨励 (A) 類採択者一覧 (研究成果について賞品,賞状の贈呈各出張所管内2名宛)

No. 出張所 所属校 氏名 研究主題
(1) 信夫 福田中 堀川昭 「若葉学級と小集団活動の実践」ならびに「技術・家庭科における生徒の
基礎的技術を高めるための教具のくふうと活用」
(2) 松陵中 長谷場久 英語学習における生徒の諸抵抗―その実態と考察―
(3) 伊達 上保原小 浅野栄 思考力を伸ばすためにグループ学習をどう取りあげたか。
(4) 醸芳小 鴨田喜夫 版画指導の一考察
(5) 安達 本宮小 渡辺卯四夫 算数自作教具の研究
(6) 岳下中 渡辺栄 理科学習指導法の実践的研究
(7) 安積 郡山一中 嶋田二郎 ソシオメトリックグルーピングによる小集団指導の研究
(8) 郡山三中 佐土原直 数学科における評価の統計的考察
(9) 岩瀬 滑川小 渡辺清 調べ学習の実践
(10) 小塩江中 久光幸吉 地質学的に見た郷土の生いたち
(11) 西白河 白河一小 河越良平 「量と測定」の指導法についての研究
(「時間」「面積」「速さ」の指導法の改善を意図して)
(12) 白河中央中 田崎富雄 理科授業分析
(13) 東白川 石井小 陣野隆之 子どもの学習意欲を喚起し授業を充実させる指導について
(14) 棚倉小 小室信男 特殊学級の継続的研究実践記録について
(15) 石川 石川中 根本孝教 音楽教科における基礎能力の伸ばしかた,創作編・歌唱編
(16) 田村 船引小 野村裕子 4年社会科の目標内容をどうとらえ,それを授業にどう生かしたか
(17) 三春中 飛田昭栄 どんなカメラでも撮れる顕微鏡写真の撮影法と顕微鏡写真
(18) 南会津 田島中 穂積友大 植物実験法
(19) 只見小 馬場惇 6年生の理科の教材研究
(20) 北会津 一箕小 角田成男 小学校・中学年社会科サブ・テキスト試案
(21) 猪苗代中 渡部光昭 普通教室における理科の学習のくふうとその実践
(22) 耶麻 喜多方二中 西村新六 沼沢沼周辺の地質

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