教育年報1965年（S40）-051/213page

学校管理

　　第1節　学校職員定数

　1　小中学校の概況

　公立小中学校における学校数は道路の改善によって

通学が容易になったことにより、適正規模の学校に統合し

て、教育効果の向上を図った。一方標準法の改正によ

り6学級の分校となった学校では施設の充実改善につ

とめ、将来も学校統合の目安すのたたない場合は独立

校となった学校もあり、小学校においては本校数で4

校の増、分校で25校の減となった。

　中学校においては本校数9校の減、分校で1校の減

となった。また福島市に市立の養護学校(精薄児対象)

が設置された。

　小　学　校　数

	34年	35年	36年	37年	38年	39年	40年
本校	557	560	563	565	566	572	576
分校	308	299	288	283	274	257	232
計	864	859	851	848	840	829	808

　中　学　校　数

	34年	35年	36年	37年	38年	39年	40年
本校	365	363	349	341	332	328	319
分校	26	18	15	15	13	13	12
計	391	381	364	356	345	341	331

40年度における学級数別学校数(小学校)

	1〜5学級	6〜11学級	12〜18学級	19〜24学級	25学級以上	合計
本校	16	309	167	37	47	576
分校	228	4				232
計	244	313	167	37	47	808
	%
構成比	30.2	38.7	20.7	4.6	5.8	100.0

40年度における学級数別学校数(中学校)

	1〜5学級	6〜11学級	12〜18学級	19〜24学級	25学級以上	合計
本校	46	135	76	36	26	319
分校	12					12
計	58	135	76	36	26	331
	%
構成比	17.5	40.8	23.0	10.9	7.9	100.0

　2　公立幼稚園の設置状況

　公立幼稚園は年々新設され35年より39年までに10園

の増加をみ、40年度は更に10園の幼稚園が増設した。

このため幼児数は年々減少の傾向にあるが園児数は増

加している。

	35年	36年	37年	38年	39年	40年
園数	37	40	42	43	47	57
園児数	4,003	4,154	4,312	4,370	4,888	5,663
園児指数	100.0	103.8	107.7	109.2	122.1	141.5

　3　小学校児童数・学級数の推移

　小学校の児童数は昭和34年が最高で漸次減少してい

る。しかし学級編制基準は1学級48人となったため、

学級数の減少は比較的少ない。

市立養護学校　　　1　校

		34年	35年	36年	37年	38年	39年	40年
児童数	児童数	346,565.0	329,913.0	317,218.0	298,615.0	280,429.0	266,632.0	254,668.0
	児童数指数	105.1	100.0	96.2	90.5	85.0	80.8	77.2
学級数	学級数	8,130.0	7,987.0	7,722.0	7,485.0	7,380.0	7,571.0	7,396.0
	学級数指数	101.8	100.0	96.7	93.7	92.4	94.8	92.6

学級編制種別学級数

		34年	35年	36年	37年	38年	39年	40年
小学校	単式	7,633	7,491	7,210	6,962	6,886	7,160	7,000
	複式	428	423	443	458	421	331	303
	単級	33	32	30	27	23	17	16
	特殊	36	41	39	38	50	63	80

　4　中学校生徒数・学級数の推移

　中学校の生徒数は昭和37年度に最高となり、その後は小学校と同様に漸減している。学級数もまた同じである

が、学級編制基準が1学級48人となったため学級数の減少は比較的少い。

		34年	35年	36年	37年	38年	39年	40年
生徒数	生徒数	118,761.0	135,860.0	161,070.0	177,276.0	172,840.0	168,142.0	158,042.0
	生徒数指数	87.4	100.0	118.6	130.5	127.2	123.8	116.3
学級数	学級数	2,836.0	3,168.0	3,616.0	4,019.0	3,981.0	4,017.0	3,853.0
	学級数指数	89.5	100.0	114.1	126.9	125.7	126.8	121.6