教育年報1965年(S40)-093/213page

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  ウ.英 語   福島大学教授  小川武二

    訪問校名   大沼高等学校

             湯川中学校

             山都第一中学校

  エ.社 会   福島大学教授助 大沢貞一郎

    訪問校名   棚倉高等学校

             石川中学校

             近津小学校

  オ.技術・家庭 福島大学助教授 高橋キヨ子

    訪問校名   富岡高等学校

             富岡第一中学校

             浪江小学校

 2) 視察日程

   昭和40年12月上旬(2泊3日)

 3) 視察内容

  ア.学校経営状況の聴取と視察

  イ.授業参観

  ウ.指導、助言

(5)視 察 報 告

  各視学委員より視察報告書が提出されるとともに、

 視察報告会が開催された。

 1) 期   日  昭和41年1月28日

 2) 場   所  県教育委員会室

 3) 視察報告の概要

  ア.学習指導

    授業の中心目標を明確にし、教材・教具の精

   選をしなければならない。特に、若い教員の指

   導法に難点がある。

  イ.生徒指導

    規律訓練がそのまま生徒指導であると考えた

   り、相談室を説教室にしてしまう傾向がある。

   生徒指導の体制について、じゅうぶん検討して

   ほしい。特に、専任カウンセラーの設置が望ま

   れる。

  ウ.英 語

    一斉音読は空念仏に陥りやすい。黙読によっ

   て意味内容に迫らせるような「考えさせる」授

   業でありたい。

  エ.社 会

    専門的な知識を有する教員の授業には、迫力

   が感じられる。教員の研修活動を盛んにする要

   がある。なお、社会科の特別教室を設けてほし

   いものである。資料を利用させ、活発な思考を

   促進するような社会科とならねばならない。

  オ.技術・家庭

    施設・設備の不備が気になる。いっそうの充

   実を望んでやまない。生活の実態から遊離した、

   固定的・静的な授業が目についた。もっと、創

   造的な学習過程を組織すべきである。なお、家

   庭科の普通科に対するコンプレックスがあるよ

   うで、進路指導に、じゅうぶんな配慮がほしい。

  第5節 道徳教育・生徒指導

 1 道 徳 教 育

 昭和33年に「道徳の時間」が設けられて、道徳教育

に一時期を画してから満7年を経過した。その間、各

小・中学校においては、道徳教育の推進に努力を傾け

てきたが、まだその実践がじゅうぶん深められている

とはいわれない。

 一般的にみて、本県の道徳教育には、次のような傾

向がみられた。

 1) 道徳教育の全体計画や年間指導計画および主題

  の展開案等がじゅうぶん整備されていない。

 2) 道徳教育に対する教職員の共通理解がじゅうぶ

  ん深められていない。

 3) 道徳の時間の有効な指導法についての実践的研

  究がじゅうぶん累積されていない。

 4) 道徳の時間の指導を効果的にすすめるための資

  料を求めるのに困難さがある。

 5) 道徳性の評価に困難を感じている。

 これらの問題のうち、第一・第二・第三・第五につ

いては、研究集会や講習会、道徳教育研究学校の中間

発表会等を通じて、研究を積み、

 1) 道徳教育の正しいあり方

 2) 道徳の時間の性格とねらい

 3) 道徳教育の全体計画の性格と構想

 4) 効果的な指導法と評価の方法

 等の問題の解決をはかり、教育活動全体のなかで行

なわれる道徳教育と、道徳の時間における道徳教育と

の関係が明らかにされ、道徳の時間の性格とねらいが

明確にされてきている。

 また、第四の点については、文部省編の指導資料第

1集・第2集が各学校にゆきわたり、よい資料の選択

に役立っている。

 道徳教育の推進を図るため、次のような講習会・研

究会等が開催された。

(1)小学校教育課程研究集会道徳部会

 1) 研究主題

   「道徳教育の全体計画をどのように作成したら

  よいか」

 2) 期  日 7月27日、28日

 3) 会  場 県北(福島)、県中(郡山)、県南

  (白河)、会津(会津若松)、石城(平)、相双(浪江)

(2)中学校教育課程研究集会道徳部会

 1) 研究主題

 〇共通問題 「内容2の10にいう「人間愛」をどう

   構想し、どう展開したらよいか。」

 〇県問題  「道徳の時間の効果を高めるために、

   指導過程をどのようにすればよいか。」

 2) 期  日 7月29日、30日

 3) 会  場 小学校と同じ6地区、6会場

(3)小学校・中学校教育課程研究発表大会


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