教育年報1965年(S40)-155/213page
4 公民館整備費補助金交付状況
(1)施設費分(公民館建築)
交付先 名称 補助事業費 補助金額 規 模 下郷町 下郷町公民館 千円
24,950千円
2,500鉄筋2階建延745.8m2(226坪) 川前村 川前村公民館 6,293 1,000 木造1階建延388.0m2(117.4坪) 久之浜町 久之浜町公民館 11,900 1,500 鉄骨2階建延510.7m2(154.5坪) (2)設備費分
交付先 補助事業費 補助金額 補助品目 常磐市 円
226,000円
40,000映写機 霊山町 60,000 15,000 テレビ 〃 45,000 11,200 ステレオ 只見町 160,000 40,000 映写機 大熊町 60,000 15,000 録音機 新鶴村 60,000 15,000 テレビ 計 611,000 136,200 5 公立図書館整備費補助金交付状況
県立図書館 300(千円)図 書
同 130 巡回文庫
会津若松市立図書館 50 図 書
郡山市立図書館 398.5 ブックモビール
同 250 図書設備
6 公民館職員研修会
(1)目的 社会教育の中心施設である公民館の運営を
改善するため、特に公民館職員として必要女運営技
術一般について、その理論と実際の研修の機会を与
え資質の向上をはかる。
(2)期 日 40.6.23〜26
(3)会 場 猪苗代町、県積慶寮
(4)参加者 公民館職員
(5)講 師 文部省専門委員 中島俊教
福島大学学芸学部教授 堀口知明
県教委社会教育課長 丹野清栄
同 課 員
(6)研修内容
主題 公民館職員として必要な運営技術はどうある
べきか。
1) 講義による研修
ア、公民館の管理運営について
イ、本県公民館の現状と問題点
ウ、社会調査について
エ、教育原理
2) 全体研修
研究主題について研究協議する。
3) 班別研究と演習
ア、公民館事業の計画のしかた
イ、話し合いのしかた
ウ、グループとその育成法
エ、集会のもち方
オ、レクリェーションの定義と方法
カ、視聴覚教材の利用法
キ、公民館の広報活動…事例発表
(7)日程の概要
第1日
12:00〜12:30 開会
12:30〜15:00 公民館の管理運営
15:00〜16:00 班編成運営委員会
16:00〜18:00 本県公民館の現状と問題点
19:00〜20:00 班のつどい、運営委員会
第2日
8:30〜12:00 公民館の事業計画のたてかた
13:00〜15:30 公民館の公報活動
15:30〜18:00 グループとその育成法
19:00〜20:00 レクリェーション
第3日
8:30〜12:00 集会のもち方とレクリェーション
13:00〜15:30 社会調査について
15:30〜18:00 視聴覚教材の利用法
19:00〜20:00 情報交換
第4日
8:30〜10:00 教育原理
10:00〜12:00 全体研究、反省
12:00〜12:20 閉会
(8)経費 参加者負担
(9)効果 勤務年数3年未満の公民館職員の研修会と
して、第3年目であり、初任者の基礎的教養を高め、
公民館の運営改善のため多大の効果を収めた。
7 公民館訪問
(1)目的 公民館の人的物的整備充実をはかるため、
その現状と問題点をは握し、改善方策の樹立を助長
するとともに、公民館職員の研修を推進することを
目的とする。
(2)訪問の実施主体
市町村教育委員会、県教育委員会(出張所)
(3)訪問の実施方法