教育年報1965年(S40)-157/213page
12 県内ライブラリーの状況
ア、ライブラリー数26
イ、ライブラリーの内容
予算総計 18,259,000円
(内、公費4,241,000円、その他1,4018,000円)
教育映画フイルム所有本数16ミリ映画フイルム総
数は3,997本、8ミリ映画フイルム総数は659本、
学教用社教用その他の内訳
内訳 学教用 社教用 教育劇その他 16ミリ 3,097 459 441 8ミリ 630 29 0 貸し出し範囲学校教育のみ8、社会教育のみ3、
学校社会教育とも15。
専任職員のもつライブラリー数10、計10名。
第6節 芸術文化
1 概 況
芸術文化の振興は一朝一夕にして成果が上るもので
はない。とくに本県の如く、山村、漁村が多くへき地
が点在している所においては都都の格差が高く、県下
を一括にレベルアップするには、長年月を必要とし、
市町村の文化行政の在り方にも多くの問題がある。
こうした問題点をとり上げ、豊かな県民文化を振興
しようとして、昭和40年度には、2つの大きな柱を建
てこれを重点施策とした。即ち折笠教育長の構想であ
るへき地教育の振興に呼応して、へき地文化振興を新
規事業としてとり上げ、さらに市町村の行政指導を行
なうために、「市町村における芸術文化行政」に関す
る研究協議会として文化振興会議をもった。これにつ
いては文部省芸術課長か、全国芸術文化講習会(前橋)
において、本県の施策を多く評価して下さったことは、
本県芸術文化行政が一頭他を抜いていることで、さら
に努力すべきことである。
2 19回県総合芸術展覧会
(1)日時 昭和40年6月1日〜6月6日
(2)会場 第一会場 白河市立第一小学校講堂
(洋画、工芸)
第二会場 同 第三小学校講堂
(日本画、彫塑青) 書
区分 総搬入数 公 募 招待委嘱 総陳列数 搬入数 陳列 第一部 日本画 76 61 58 15 73 第二部 洋画 256 206 155 50 205 第三部 彫塑 77 62 38 15 53 第四部 工芸 85 68 32 17 49 第五部 書 188 161 142 27 169 計 682 558 425 124 549 (4)審 査 員
◎審査長 〇審査主任 □委員長
日本画 〇大山忠作 常盤大空 佐藤金一郎
洋 画 〇古川盛雄 鎌田正蔵 斎藤正夫 吉田富美
彫 塑 ◎橋本高昇 太田良平 佐野文夫
工 芸 〇照井久良人 大竹五郎 鈴木三恵子
書 〇勝本竹享 佐々木折柴 平原春湖
運営委員
□青津清喜 阿部七郎 遠藤正三 大山忠作
加藤五郎 春日部たすく 照井久良人 中沢帰雲
藤本竹享 三坂耿一郎 高橋良一郎 針谷三男
渡辺到源 熊田猛大 丹野清栄
(5)受 賞 者
種類 作品名 氏名 住所 ・第1部 日本画 県美術賞 花 若杉正人 都下北多摩郡保谷町上保谷113 福島テレビ賞〃 〃 特賞 雄国残雪 安部泰山 耶麻郡塩川町字源屋499 民報賞〃 〃 ・第2部 洋画 県美術賞 遠い時間 佐藤守 福島市森合台の前3 NHK賞〃 〃 県美術賞 兄弟 北郷喜三郎 勿来市植田町横町37-3 河北賞〃 〃 特賞 知獣 渡辺辰吉 須賀川市南町99 民友賞〃 〃 特賞 五十嵐光昭 千葉県千葉市東本町30 民報賞〃 〃 ・第3部 彫塑 県美術賞 座像 細井良雄 東京都北多摩郡保谷町上保谷 ラジオ福島〃 〃 特賞 青年試作 白沢菊夫 福島市東浜町119 白河市議長賞〃 〃 ・第4部 工芸 県美術賞 樹 秋葉博寿 若松市湯川町7-11 民報賞〃 〃 市長賞 森月月 佐藤公平 会津若松市城前8-3 山里 宮川美智子 郡山市あみだ町23 ・第5部 書 文部大臣賞 王維詩 渡辺紘川 田村郡三春町字文六90-2 〃 〃 〃 県美術賞 曾我之蘭享詩 安斉春岳 郡山市菜根4丁目11-7 民友賞〃 〃 特賞 万葉集 佐藤羊郷 須賀川市弘法垣150 福島テレビ賞〃 〃 (6)入 場 者
第1会場 第2会場 計 3,231 4,044 7,275 3 第18回文学賞
(1)応 募 数
小 説 26(38) 青少年 3
詩 18(22) 脚 本 2