ア. 目標および内容の再確認

　　　　高等学校教育の目標達成のため、学校が計画し実施

　　　する教育活動

　　イ. 教育的価値について

　　　　他領域との関連

　　ウ. 指導計画の作成について

　　　　留意事項

　　エ. その他

　6)　生徒指導

　　ア. 生徒指導についての共通理解を深めること

　　　〇文部省編「生徒指導の手びき」

　　　　　　　　「生徒指導の実践上の諸問題とその解明」

　　イ. 生徒指導の体制を整えること。

　　　〇責任体制を確立するとともに、係を孤立化させない

　　　　ような協力体制をとること。

　　　〇教育相談の重視

　　　〇問題生徒の早期発見、治療

　　ウ. 生徒指導の計画を充実すること。

　　　〇学業指導、進路指導、安全指導等相互の関連をはか

　　　　ること。

　　　〇特にホームルームの充実を期する。

　　エ. 生徒指導の方法や技術の向上をはかること。

　　　〇校内の現職教育の充実(事例研究協議会など)

　　オ. 諸機関との連絡協力

　7)　現職教育

　　ア.研修の必要性

　　　〇教師の自覚

　　　〇研修についての条例

　　イ. 研修体制の確立

　　　〇校長・教頭の学校運営のあり方

　　　〇継統的に実践できる体制

　　　〇教師の総意をもりあげるくふう

　　ウ. 運営について

　　　〇実施内容は特定なものに偏しないこと

　　　〇実施の方法が適切であること

　　　〇計画には教師の総意が盛られていること

　　エ. 現職教育の問題点

　　　〇研修内容

　　　〇研修の機会と効果

　　　〇研修を阻害するもの

　2　校長・指導主事等研修講座

　校長および指導主事等に対し、学校の管理運営、学習指導

などの諸問題について研修を行ない、その識見を高め、指導

力の向上をはかることを目的として、文部省主催で開かれた。

(1) 主催　文部省

(2) 会場　国立教育会館、国立中央青年の家

(3) 日程および参加者

　第1回　5月9日〜21日

　　　　　　　　　　　　　　　　参加講座(部会)

伊達・伏黒小学校長	佐藤好秋	校長(小)
県立養護学校教頭	金沢里司	校長(小)
いわき・平一小教頭	鴨志田養康	校長(小)

　第2回　6月13日〜18日、6月20日〜25日

私立めばえ幼稚園長	関マス	幼稚園
福大付属幼稚園長	西川幸雄	〃

　第3回　7月18日〜30日

東白・片貝中学校長	遠藤五郎	校長(中)
耶麻・喜多方一中教頭	松本芳夫	校長(中)
学務課・主幹	遊佐恭平	管理主事

　第4回　9月5日〜17日

相馬・向陽中教頭	吉田重成
福島市立養護学校長	上野富市	特殊教育
指導課・指導主事	石川光夫	特殊教育

　第5回　9月26日〜10月8日

郡山高等学校長	鎌田正	校長(高)
内郷高等学校教頭	鈴木一	校長(高)
学務課・管理主事	高橋幸一	管理主事

(4) 講座の内容および日程

時曜	9.30〜12.00	13.30〜16.30	時曜	9.30〜12.30	13.30〜16.30
月	初等教育の諸問題	わが国教育の基本問題	月	教育委員会と学校管理	法規演習(1)
火	現代の思想幼稚園経営管理	特別議義経営管理	火	道徳教育	法規演習(2)
水	世界の教育幼稚園の教育課程	学校経営経営管理	水	道徳教育	法規演習(3)
木	生徒指導幼稚園の人事管理	(国立青年の家へ移動)	木	学習指導	部会別討議
金	研究発表および協議	情報交換	金	文教予算と教育費	全体討議
土	全体討議見学	東京へ移動	土	特別講義閉講式

　3　海外教育事情視察

　文部省の補助による学校長等海外教育事情視察をはじめ、教

職員の海外教育事情視察は、各種団体の主催するもの等を含

めると相当数にのぼり、年々活発化しているように見受けら

れる。

　そのうち、昭和41年度において県教育庁で直接取扱ったも

のは次の通りである。

(1) 学校長等海外教育事情視察

　1)　主催　文部省

　2)　目的

　　　公立の小学校、中学校および高等学校の校長および教

　　員、ならびに教育行政関係者を海外に派遣し、諸外国の

　　教育事情に接する機会を与え、その見識および資質を高

　　め、もって都道府県または市町村の教育の振興について

　　援助することを目的とする。

　3)　昭和41年度本県視察者

　　　福島県教育庁　指導課長　栗原喜蔵

　4)　視察期間

　　　昭和41年9月12日〜10月27日(46日、43泊)

　5)　主な視察地(アメリカ班)

　　　サンフランシスコ、ロスアンゼルス、デンバー、トピ