教育年報1966年(S41)-137/194page

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  へき地学級4学級、若妻学級3学級、中老学級2学級が

 特色ある学級である。

  各学級とも地域の実情に応じ、学級生の要求と時代の要

 請に応じた学級編成・学習内容を設定し、研究的に実施さ

 れてきた。

  その学習方法・運営等については、婦人学級生大会・そ

 の他研修会等の機会に実践状況を発表し、他の地域の婦人

 学級にもよい影響を与えた。

 10 協力して行なった他の婦人関係事業

(1) 第18回婦人週間福島地方婦人会議

 1) 目的 本年度婦人週間事業として行ない、今日におけ

  る婦人の役わり―進展する社会のなかで―のテーマに基

  づいて、家庭・職業・農漁村・消費・社会生活の中の現

  状と問題点をたしかめ、主婦として、子どもの養育者と

  して、生産者として、市民として果たすべき役割につい

  て検討し、婦人の地位向上に役だてる。

 2) 期日、会場、参加者数
期日 会場 参加者数
4月8日 福島市公民館 100名

 3) 内容および方法

  ア. 主題 今日における婦人の役わり

       ―進展する社会のなかで―

  イ. 方法 部会研究別討議・全体討議・全国会議出席者

   紹介・講演と映画

  ウ. 助  言  者

    
福島大学教育学部長 平井博
県教育委員 太田緑子
福島大学教育学部教授 角田武雄
福島大学教育学部助教授 岡村益

  エ. 第14回全国婦人会議出席者

    郡山市富久山町久保田85  相楽キヨ

(2) 県婦人大会

 1) 趣旨 日に日に変化して行く社会の実情に即応し、私

  達の日常生活の諸問題をみんなで検討し、ひとりひとり

  の実際生活を通して明るい社会と幸福な家庭をきづきたい

  と思います。

 2) 期日、会場、参加者数
期日 会場 参加者数
41年11月5日 会津若松市市民会館 1,500名

 3) 内   容

  ア. 問題提起

家族制度について 白河市 鈴木アキノ
子どもの教育について 田村郡 木幡久枝
女性の進出について 平 市 佐伯言子
家族計画について 喜多方市 猪俣シツエ

  イ. 全体討議

  ウ. 動議採択

  エ. 講演 「福島県政の現状について」

                福島県知事 木村守江

  オ. 大会宣言

  カ. レクリェーション

(3) 生活問題研究協議会

 1) 趣旨 私たちの生活の周辺には楽観を許さない数多く

  の問題があります。

   消費生活、青少年の不良化、交通災害、家庭教育、政

  治に関する諸問題等急を要する現状であります。

   ここにおいて私たち県婦人団体連合会は従来積み重ね

  た知識をもとに解決の途をひらいて生活の安定と明るい

  社会をつくりたいと思います。

 2) 期日、場所、参加者数
期日 場所 参加者数
9月6日 福島市県婦人会館 400名
8月31日 本宮町本宮公民館 200名
8月28日 白河市市民会館 350名
9月4日 三春町三春中学校 500名
9月3・4日 磐梯青年の家 300名
8月27日 只見町只見町公民館 250名
8月28日 高田町高田小学校 250名
9月10日 いわき市磐城市民会館 250名
9月9日 いわき市平市民会館 300名
9月11日 相馬市相馬第一中学校 350名

 3) 内    容

  ア. 研究主題 私たちの周辺に山積する社会の諸問題を

   解決するための婦人団体の活動

  イ. 部会研究

   第1分科会 消費生活を中心として考えてみよう。

   (ア)消費・生産・生活の問題点とその解決のために

   (イ)生活の安定をはかるために

   (ウ)消費者学習について

   第2分科会 家庭生活の面から考えてみよう。

   (ア)幸せな温い家庭をつくるために

   (イ)交通災害と防止について

   (ウ)家庭の衛生と健康について

   (ア)家庭の日のはこびかたについて

   第3分科会 生活を政治の中に生かしていくためには

    どうすればよいか考えてみよう。

   (ア)生活の安定と政治ならびに選挙について

   (イ)連帯意識を高めるために

   (ウ)明るく正しい選挙推進のために

  ウ. 全体討議

  エ. 講     演

   演題 〇消費者としての主婦の役割

   〇青少年問題と家庭の日に期待するもの

   〇農村の近代化をはばむものとその対策について

講師 福島大学教育学部教授 角田武雄
明るく正しい選挙推進協議会長 坪井寅寿
県農協講習所長 安原吉四郎
郡山尚志学園長 佐藤信
県青少年対策室長 遠藤伊雄

  オ. ま  と  め

(4) 県婦人団体連合会会長研究協議会

 1) 趣旨 私達の生活の実態は産業経済の変動と共に、日

  にましきびしくなってまいりました。特に、消費生活に

  ともなう諸問題ならびに青少年の不良化の問題、交通災

  害の増加等楽観を許さない現状であります。ここにおい

  て私達は十数年の学習や調査によって得た知識を基礎と

  し、実践活動を推進して生活の安定と住みよい地域社会


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