の市民会館で一斉公開を行ない2,000名を越える人々に広
く鑑賞され深い感銘を与えた。
11 県視聴覚ライブラリー
(1) フイルム所有状況(本数)
種別 所有 40増減 損傷分 使用可 県備品 513 +10 109 404 U.S.I.S 295 -236 23 272 県選管 126 +4 12 114 計 934 -222 144 790 (2) フイルム利用状況
1) 学習者数と利用回数
年 間 69,390名 1,094回
一日平均 190名 3.0回
2) 使用会場
会場 使用回数 % 公民館 350 33.0 学校 330 32.0 集会場 176 18.0 私宅 88 11.0 野外 50 6.0 3) 学習者の層
層 利用回数 % 層 利用回数 % 青年学級 130 12.0 青少年団体 104 10.0 婦人学級 140 13.0 成人団体 134 12.0 社会学級 40 3.5 PTA 28 2.5 小学校 136 12.5 一般大衆 148 13.5 中学校 64 5.5 指導研修者 34 3.0 高等学校 136 12.5 3.0 4) 文部省企画録音教材
所有本数893本、41年度増加分98本、損傷分なし、こ
の録音教材を再録音して送付した本数500本で、これら
はさらに再録音されて各種学級や団体、小中学校高等学
校の教材として利用され、一部は有線放送にも利用され
ている。
12 各種教育映画フイルム巡回利用
(1) へき地巡回利用教育映画
1) 趣旨 日常すぐれた映画に接する機会の少ないへき地
の青少年に対し、よい映画を鑑賞する機会を与え、健全
な教養をつさかい社会教育活動の促進に資する。
2) 期間 昭和41.8.15〜9.25
3) 地区 南会津教育事務所管内
4) 参加人員等 7回場 10回 1,410人鑑賞
(2) 科学技術映画
1) 趣旨 科学技術映画の利用を効果的にし、科学技術の
振興に資する。
2) 期間 昭和41.4.1〜42.3.30
3) 地区 福島、郡山、田村
4) 参加人員等 39回場49回 3,708人鑑賞
(3) 文化財映画(第7節、文化財の保護の項掲載)
13 県内ライブラリーの状況
ア. ライブラリー数 25
イ. ライブラリーの内容
予算総計 18,449,000円
(内、公費5,910,000円、その他12,539,000円)
教育映画フイルム所有本数16ミリ映画フイルム総数は4,617
本、8ミリ映画フイルム総数は1,016本、学校教育用社会教
育用その他の内訳
内訳 学教用 社教用 教育劇その他 16ミリ 3,571 576 470 8ミリ 958 58 0 貸し出し範囲学校教育のみ8、社会教育のみ3、学校社会
教育とも14。
専任職員のもつライブラリー数10、計12名
第6節 芸術文化
1 概 況
山村へき地、農漁村の多い本県では、地域による格差が大
きいので、芸術文化の振興には長い年月を必要とする。
健康で文化的な県土開発と創造性豊かな県民づくりを目ざ
して、本年度は特に
〇県民の芸術文化活動の助長
〇県民のすぐれた芸術の保護奨励
〇文化施設の整備
〇へき地の文化振興
につとめてきた。
これらを通じて、県民の芸術文化への創造活動や鑑賞の機
会への参加は、年を追って増加し盛んになりつつある。
また、へき地の文化導入計画、合唱団の辺地巡回公演も第
2年目となり、巡回地域へ多くの影響と効果をもたらしてい
る。
しかし、文化施設の整備は、未だしの状態にあるので、既
設の公民館等を増補するとともに設備についても大いに努力
する必要がある。
2 第20回福島県総合美術展覧会
(1) 日時 昭和41年6月12日〜6月19日
(2) 会場 福島市福島県営体育館
(3) 応 募 数
区 分 公 募 招待依嘱数 総陳列数 総搬入数 搬入数 陳列数 第一部日本画 101 73 19 92 120 第二部洋画 279 152 55 207 332 第三部彫塑 58 38 14 52 72 第四部工芸 36 30 14 44 50 第五部書 180 147 33 180 213 物故者遣作 25 25 計 654 440 135 600 812 (4) 運営委員および審査員
□運営委員長 ◎審査長 〇審査主任
運 営 委 員
□ 青津清喜 阿部七郎 遠藤正三 大山忠作 加藤五郎
春日部たすく 照井久良人 中沢帰雲 藤本竹亭
三坂耿一郎 高橋良一郎 針谷三男 渡辺到源
審 査 員
日本画 〇酒井三良 大山忠作 中野蒼穹
洋 画 〇山川忠義 春日部たすく 青津清喜
若松光一郎 佐藤睦郎