教育年報1966年(S41)-149/194page

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 勿来生活学校

〇参加者 一般メンバー………一般家庭の主婦100人

       専門メンバー………生産者、学識経験者、行政、

                    技術者、協会

〇開設場所 いわき市勿来支所、勿来地区公民館

〇開設期間 昭和41年5月〜昭和42年2月

〇開設時間 1回 3時間 10回30時間

〇運  営 参加者の代表で運営委員会を構成し、それに

  よって運営する。

〇目  的 日常生活の中から疑問をほり出し、消費生活

  の改善を図るとともに、賢い生活者として成長してい

  きたい。

〇テーマ  広告と買物・くすりと健康・インスタント食

  品・繊維と洗剤・美容と化粧品・暖房と燃料・お菓子

  と栄養・生活の設計その他

5 ま  と  め

 本県における新生活運動もようやく基礎づくりができてき

たと思われる。

 村(町)づくり運動もわずかに5つの実践地区であるが、

モデル地区を重点として、その活動も軌道に乗ってきた。今

後は更に実践地区の拡充と、その周辺町村への運動の波及を

図らねばならない。「明るい職場づくり運動」は、その推進

事業場、および県の推進委員会を充実して趣旨の徹底を図り

現在郡山では自主的活動のきざしがみられ、県としてはそれ

らの指導育成に努力している。国土美化運動は都市における

美しい町づくり運動として、生活環境整備を目標に総合的な

推進を図る。また、生活学校も昭和42年度は2〜3校開設す

ることを目途として、その準備をすすめ、協会へ要請を行な

う。

 いずれの部門においても未だ拠点活動の段階ではあるが、

今後は重点的に内容の充実を図り、住民への直結と全県的運

動への波及を考えている。


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