教育年報1967年(S42)-050/194page
中 学 校
この配当基準のほかに、次のとおり補正をして教員を配
当した。
1) 小学校
〇 分校3校以上を有する学校に1人増。
〇 本校が2学級以下で分校を有する学校に1人増。
〇 単級10人以上、3・4・5こ学年複式学級15人以上の
学校に1人増。
〇 1校に3学級以上の特殊学級を有する学校で、普通学
級と特殊学級とを別々に、又は合わせて算定した場合、
有利な教員数をとる。ただし、同数の場合は、特殊学
級担当教員1人を増員する。
2) 中学校
〇 いわき市の勿来、好間、湯本及び内郷地区に各1人増。
〇 通年制の寄宿舎を有する学校のうち、収容生徒数の多
い学校に1人増。
〇 1校に2学級以上の特殊学級を有する学校に、小学校
の算定方式により特殊学級担当教員を1人増。
なお、養護教員については、小学校において、児童
1,100人に1人、中学校において、1,300人に1人の割合
で、学校規模、学校数等を勘案して市町村教委ごとに配置
した。
また、事務職員については、小学校において、児童数
460人以上の学校に1人、中学校において、生徒数320人
以上の学校に1人を配置した。
(4) 異 動 数
昭和42年度末小中学校教職員異動総件数は、3,295件で、
昨年度より356件の減であった。退職者数は校長で77人、
(前年度より14人の増)、教員で278人(前年度より9人
の減)となっており、児童生徒数16,815人の自然減に伴う
一般教員78人の自然減があり、新採用教員数は前年に比し、
55人減の281人であった。
昭和42年度末公立小・中学校教職員退職、採用、転任件数調
異動種別 1. 退 職 2. 採 用 職 種 別 学校種別 校長 教員 校長
教員計事務
職員計 校長 教員 校長
教員計事務
職員計 小 学 校 41 180 221 5 226 73 156 229 0 229 中 学 校 36 98 134 6 140 24 125 149 0 149 養護学校 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 小 計 77 278 355 11 366 97 281 378 0 378 異動種別 3. 転 任 職 種 別 学校種別 校長 教員 校長
教員計事務
職員計 総計 小 学 校 97 1,395 1,492 22 1,514 1,969 中 学 校 66 944 1,010 27 1,037 1,326 養護学校 0 0 0 0 0 小 計 163 2,339 2,502 49 2,551 3,295
第3節 学校の設置および統廃合
県教育委員会は、学校規模の適正化を図るために、多年に
わたって、小規模校の統廃合をおし進め、適正規模による学
力の向上と、充実した設備と内容をもつ小・中学校の設置を
奨励してきた。さいわい市町村教育委員会ならびに設置者で
ある市町村当局の熱意と、急速な交通事情の整備、改善、交
通機関の発達、スクールバスの運行、寄宿舎の設備等により、
一そう学校統廃合の実があがってきている。
1 新設公立幼稚園
新設幼稚園 所在地 福島市立大笹生幼稚園 福島市大笹生字緑田4 桑折町立睦合幼稚園 伊達郡桑折町大字成田字堰上51 〃 伊達崎幼稚園 〃 大字下郡字細町1 保原町立柱沢幼稚園 〃 保原町大字所沢字東畑100 〃富成幼稚園 〃 大字富沢字羽山5 霊山町立大石幼稚園 〃 霊山町大字大石字三輪26 〃 石田幼稚園 〃 大字石田字的場6 泉崎村立泉崎幼稚園 西白河郡泉崎村大字泉崎高屋原71 〃 関平分園 〃 北平山字太郎峰8 相馬市大野幼稚園 相馬市大坪字東畑81 小高町立鳩原幼稚園 相馬郡小高町南鳩原字西畑76 飯館村立草野幼稚園 〃 飯館村草野字本町66 鹿島町立八沢幼稚園 相馬郡鹿島町南屋形字北原132