教育年報1967年(S42)-055/194page
1. 校長および防火管理者は、毎週1回以上定例日を
設け、火気使用施設を「検査上の着眼点」にもとづ
いて個々に点検し、結果を「火気使用施設点検簿」
(仮称)に記入すること。
2. 点検の検査、改善を要するか所が発見された場合
は、火気使用をただちに中止し、完全に修理または
整備すること。
3. 火気施設使用者は、火気施設使用前後に「検査上
の着眼点」にもとづいて点検し、改善を要するか所
を発見した場合は、火気使用をただちに中止し、校
長および防火管理者に申し出ること。
2 学校防火診断の実施
(1) 防火診断実施のねらい
各学校ごとに防火に関する自己診断を行ない、防火体制
その他について診断評価し、問題点の発見につとめるとと
に、これが対策を講ずることによって、平常の防火管理を
強化し、学校火災の発生を未然に防止するため、昨年に引
き続き県下小・中・高校に対し学校防火診断を実施した。
(2) 本年度実施した防火診断の特色
1) 定期診断の実施月日を、各市町村教育委員会ごとに一
定した。
2) 消防署、または相当機関の専門家や電気配線の専門家
等を加え、科学的な防火診断を行なうようにつとめた。
3) 改善を要するか所については、市町村の予算措置がな
い場合であっても、創意くふうして、ただちに完全に修
理、または整備するようにつとめた。
3 学校警備員の配置
A 県立学校 木造校舎に完全設置されている。
B 市町村立学校
(1) 警備員の設置ならびに経費負担の状況
(42.5.1現在)
校種/ 学校数
(本校)設置状況 経費負担 A B C A B C 小 578 285 338 53 322 14 2 中 308 165 169 4 152 14 3 計 886 450 507 57 474 28 5
備 考
〔設置状況〕
A 昭和41年度の設置校数
B 昭和42年度の設置校数
C 両年度の比較増減
〔経費負担〕
A 全額公費(市町村負担)
B 公費とPTA費
C そ の 他
(2) 設置期間
校種 学校数 設置校数 設 置 期 間 年間 12月〜
4月12月〜
3月12月〜
2月12月〜
1月12月〜
3月1月〜
3月小 578 338 11 31 273 10 1 6 6 中 308 169 9 17 131 4 5 3 計 886 507 20 48 404 14 1 11 9
(3) 給与額調
校種 設置校/学校数 日 給 100〜 200〜 300〜 400〜 500〜 600〜 700〜 800〜 小 338/578 18 7 11 46 110 71 35 3 中 169/308 9 6 2 24 45 40 16 5 計 507/886 27 13 13 70 155 111 51 8
校種 設置校/学校数 月 給 年 額 9,000 〜 10,000 〜 12,000 〜 14,000 〜 18,000 〜 15,000 〜 20,000 〜 30,000 〜 50,000 〜 小 338/578 2 2 2 3 7 2 6 3 10 中 169/308 1 1 2 6 5 2 5 計 507/886 3 3 4 9 12 2 8 3 15