教育年報1967年(S42)-085/194page

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(2) 生徒指導委員の活動

  各教育事務所の生徒指導に関する指導活動を援助し、管

 内小学校ならびに中学校における生徒指導の改善向上を図

 るため生徒指導委員を委嘱した。

担当区 設置学校 生徒指導委員
伊達 醸芳中学校 瀬戸清司
安達 岳下中学校 渡辺和郎
岩瀬 須賀川第三中学校 安藤四加男
西白河 白河第二中学校 佐藤健一
東白川 棚倉中学校 中村光男
田村 常葉中学校 鈴木恒夫
耶麻 喜多方第三中学校 野原信夫
両沼 坂下小学校 佐藤孝二
双葉 富岡第一中学校 小丸善梁

(3) 文部省指定生徒指導研究推進校の研究と実践

  文部省の指定による生徒指導研究推進校は、それぞれ意

 欲的に研究にとりくみ、すぐれた実績を収めた。

 1) 白河市立白河第二中学校

  〇 指定 昭和41年度から

  〇 研究主題 「生徒指導充実のための学級の指導と教育

   相談をどのようにすすめたらよいか」

  〇 研究発表 昭和42年10月17日(火)

 2) 福島市立信陵中学校

  〇 指定 昭和42年度から

  〇 研究主題 「自己指導を育てるための生徒指導」

   ・ 副主題 〇 日常生活における基本行動の自覚を高める

           ための指導をどのようにしたらよいか。

          〇 ひとりひとりを理解し、自主性を伸ばすた

           ための学級指導をどのようにしたらよいか。

  〇 研究発表 昭和43年2月1日(木) (中間発表)

 3) 福島県立若松女子高等学校

  〇 指定  昭和41年度から

  〇 研究主題 「女子高校生の個性や進路に応じた教育相

        談はどのように進めたらよいか」

  〇 研究発表 昭和42年10月18日(水)

(4) 昭和42年度生徒指導研究学校の指定とその活動

  県教育委員会として生徒指導の充実強化のために、次の

 高等学校を指定したが、各学校の研究成果の発表会では、

 各地区高等学校生活指導協議会の協力によって大きな実績

 を収めることができた。

 1) 県立安達高等学校針道分校(新)

   研究主題 「農山村における生徒の『望ましい行動様

        式』を身につけさせるためにはどう指導し

        たらよいか。」

   研究発表会  昭和42年12月14日

 2) 県立棚倉高等学校(新)

   研究主題 「自主的な規律をもつホームルームをどの

        ようにして育成するか。」

   研究発表会  昭和42年11月21日

 3) 県立若松女子高等学校(継続)

   研究主題 研究発表会については別掲のとおり。

   この学校は、文部省と県の両方の指定を受けていた。

 4) 県立勿来工業高等学校(継続)

   研究主題 「生徒指導の一環としてのロングホームル

        ーム指導の実践的研究」

   研究発表会  昭和43年1月25日

 5) 県立相馬女子高等学校(新)

   研究主題 「個人差に応じた生徒指導のあり方―特

        に進路指導について―」

   研究発表会  昭和43年2月8日

(5) 昭和42年度福島県中学校・高等学校生徒指導講座を開催

 し、研修を深めた。

 〇 期日、会場

  昭和42年7月31日(月)〜8月12日(土)

 〇 参加修了者 (中学校67名  高校 21名)

(6) 文部省主催生徒指導講座に参加し指導者を養成した。

 〇 福島市教育委員会指導主事  福地俊男

(7) 文部省編「生徒指導の事例とその考察」を県下、中学校

 ・高校に配布し、普及につとめた。

(8) 生徒指導委員の研究協議会を開催し、各地区の問題点を

 もちよって討議した。

 1) 生徒指導合同会議

  〇 期日日  昭和42年5月2日(火)

  〇 会 場  福大付属小学校

  〇 参加者  県下の生徒指導主事 (高校5名)

           県下の生徒指導委員 (小・中9名)

  〇 協議内容

   ・ 県下生徒指導の問題点

   ・ 今年度生徒指導の重点

   ・ 今年度生徒指導の行事予定等

 2) 生徒指導委員の研究協議会 (第1回)

  〇 期 日  昭和42年10月16日(月)

  〇 会 場  白河市立白河第二中学校

  〇 参加者  県下生徒指導委員、および市教委の指導主

        事、本庁担当主事

  〇 協議内容

   ・ 生徒の非行について

   ・ 生徒指導の共通理解について

   ・ 生徒指導の意欲を高める方途について

 3) 生徒指導委員の研究協議会 (第2回)

  〇 期 日  昭和43年2月13日(火)

  〇 会 場  福島市大仏荘

  〇 参加者  県下生徒指導委員、および教委の指導主事、

        本庁担当主事

  〇 協議内容

   ・ レポートによる各地区の問題点の協議

   ・ 最近の非行の状況

   ・ 生活指導と生徒指導について

   第6節 科学技術教育

 近代科学技術の進展に即応するため、科学技術教育の充実

強化は必須のことであり、国および県の施策として進められ

てきた振興方策は次の3項である。

(1) 教育内容の改善


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