教育年報1967年(S42)-157/194page
〇 陸上競技 会津若松市営陸上競技場 5月31日
〜6月2日 参加選手数 約1,000名
〇 軟式庭球 会津若松市営庭球場 5月31日〜6月 2日
参加選手数 約650名
〇 卓 球 若松商業高等学校 5月31日〜6月 2日
参加選手数 約530名
〇 登 山 吾妻山 5月31日〜6月 3日
参加選手数 約280名
(2) 後期大会
バスケットボールほか20種目にわたり、会津若松市を主
会場に、福島市(馬術・ホッケー)、田島町(レスリング)
などで、6月26日(月)より29日(木)までの4日間、約
5,000名の選手の参加を得て開催した。
(3) その他の競技
〇 漕 艇 県営荻野漕艇場 6月17・18日
参加選手 約200名
〇 水 泳 会津若松市営プール、 7月15・16日
参加選手数 約400名
〇 スケート 県営土湯スケート場 43年1月12・13日
参加選手 約50名
〇 スキー 国設猪苗代スキー場 43年1月21日〜24
日 参加選手 約400名
(4) 本大会の成績および大会運営等については、県高等学校
体育連盟編「昭和42年度高体連年報」を参照されたい。
4 昭和41・42年度県学校体育研究指定校研
究発表会
県共通研究テーマ「体力を高めるための各運動の指導
はどうあるべきか」を中核として、各研究指定校設定テ
ーマにより、2年間の研究の成果を各学校ごとに発表し
た。
学校名 学校長名 研究テーマ 福島市立清水小学校 高田進 技能を高めるための段階的指導をどのようにしたらよいか。 ―主としてボール運動・器械運動を中心に― 田村郡船引町立中山小学校 田久弘文 器械運動を通して調整力を高めるための指導はどうすればよいか。 西白河郡西郷村立熊倉小学校 円谷和三郎 器械運動における指導の段階をどのようにすればよいか。 会津若松市立城西小学校 白井寿太郎 体力を高めるために、徒手体操の効率的指導、器械運動の段階指導はどのように
したらよいか。郡山市立三代小学校 国分久弥 児童の体力をのばすにはどのようにすればよいか。 東白川郡棚倉町立棚倉中学校 佐藤長治 球技における段階的指導はどうすればよいか。―バレーボール中心― いわき市立錦中学校 渡辺伊介 陸上競技の系統的、段階的指導について
(副題)集団行動の徹底、施設設備について原町市立原町第二中学校 青田宇宙 体力を高めるための陸上競技の指導はどうすればよいか。
集団行動指導の充実
(1) 概 況
各研究指定校の二年間の研究は、それぞれ実践的研究を
通して、児童・生徒の体力つくりはいかにあるべきか、各
運動領域の効果的学習指導はいかにすべきか、集団行動の
充実をはかるにはいかにすべきかなど、多面的に研究され
学校体育のありかたに多くの示唆を与えた。
体力つくりが全国的に提唱されている今日、それらの資
料は貴重なものである。
なお、詳細については、本年度発刊の研究集録「第9集」
を参照されたい。
5 第10回県学校体育研究大会
県下の学校体育関係者参集のもと、授業研究をはじめ、平
素の研究や実践を発表・協議しあって、問題の解決や指導力
を高めるために開催した。
(1) 主催 県教育委員会、県学校体育研究連合会、
会津若松市教育委員会
(2) 期日 10月4日(水) 5日(木)
(3) 会場および授業公開校
会津若松市立城西小学校、会津若松市立第三・
四中学校、県立会津工業、会津女子高等学校
(4) 参加者 小・中・高等学校および大学の体育関係者
約350名
(5) 中央講師 学習院大学教授 鈴木正三先生
(6) 講演テーマ 「体育の目標を達成するためには、体育運
動をどのように実施したらよいか」
(7) 研究主題
第1分科会 (小 学 校) リズム運動による体力
つくりはどのようにし
たらよいか。
第2分科会 (小 学 校) 徒手、器械運動による体
力づくりはどのように
したらよいか。
第3分科会 (小 学 校) 陸上運動による体力つ
くりはどのようにした
らよいか。
第4分科会 (中 学 校) 生徒の基礎的体力を向
上させるための適切
な指導計画や指導をど
のようにしたらよいか。
第5分科会 (高等学校・大学) 体力を高める学習指導
はどのようにしたらよ
いか。
(8) 研究発表
1) 小学校 相馬市立中村第一小学校立谷勇祐教諭ほ
か9名
2) 中学校 いわき市立錦中学校秋元昌躬教諭ほか3
名
3) 高校・大学 福島大学教育学部遠藤辰雄教授ほか3名