教育年報1967年(S42)-162/194page
トボール等、その他体育功労者の表彰、スポーツ
テストの会、町民ハイキングの会、登山会、町民
運動会等を各市町村に実施。
(5) 概 況 昭和41年体育の日の参加51市町村約6万人に比
べれば大巾の増加ぶりであるが、200万県民か
らみると10%以下の参加者であるので各市町村
が多数参加のできるよう企画し、スポーツの生
活化につとめ体育の日制定の趣旨を生かされる
ことを希望する。
11 青少年スポーツ活動指導者スキー講習会
(1) 期 日 昭和43年1月16日〜18日
(2) 会 場 耶麻郡猪苗代町沼尻スキー場
(3) 講 師 福島大学助教授 鈴木勝衛
福島県教育庁保健体育課体育係長 松山六郎
郡山市教育委員会事務局主事 国馬善郎
全日本スキー連盟公認指導員 加藤敏夫
〃 樋口威
(4) 対 象 体育指導委員、スポーツ少年団関係者、市町村
教育委員会関係者、小・中・高校教員
(5) 参加人員 21名
(6) 内 容 実技 初歩スキー技術の指導法について
理 論 スキー事故の防止について
研究協議青少年の冬季スポーツ指導上の問題点
(7) 概 況 参加者は技術熟練者が多かったが、スキー教室
等開催の無雪地区の指導者を対象に初歩スキー
の講習に改めてまいりたい。
12 ユースホステル普及講習会
(1) 期 日 昭和43年3月7日〜9日
(2) 会 場 耶麻郡猪苗代町磐梯友愛山荘
(3) 講 師 福島大学助教授 佐藤克己
福島県教育庁保健体育課主事 斉藤久
福島県ユースホステル協会長 碓井橘造
その他
(4) 対 象 ユースホステル会員、体育指導委員、小中高校
教員、教育委員会関係者
(5) 参加人員 31名
(6) 内 容 ユースホステル活動の現状と将来について
ミーテングの進め方について
冬季ホステル活動について
(7) 概 況 ユースホステル会員以外の参加者もユースホス
テル活動についての理解を深め、この普及に一
役買っていただけるものと思う。時期が悪く学
校関係の参加者が少なかったので開催の時期を
気候の良い参加し易い時期に実施したい。
13 体育指導委員ブロック研修会
(1) 期日及び会場
昭和43年 3月11日 郡山市立芳山小学校
〃 12日 いわき市立平第一小学校
〃 13日 喜多方市立喜多方第一小学校
(2) 講 師 福島大学助教授 青田峯雄
福島県教育庁保健体育課体育係長 松山六郎
〃 主 事 斎藤久
〃郡山教育事務所指導主事 橋本生司
〃 いわき 〃 鈴木守
〃 耶 麻 〃 林千代志
(3) 対 象 体育指導委員
(4) 参加人教 郡山会場 (県北・県南) 45名
いわき 〃 (いわき・相双) 23名
喜多方 〃 (会津) 23名
(5) 内 容 講 演 社会体育推進上の諸問題
事例発表 参加市町村
研究協議 地域スポーツ振興はどうしたらよい
か。
実技研修 家庭バレーボール
(6) 概 況 参加者は少なかったが、熱心に研修した。特に
地域代表の人たちは地域スポーツ振興に熱心で
あるように見受けられた。又、県体実施予定の
家庭バレーボールとソフトボールには強い関心
を示しこれを県体にとり入れることにより、体
育指導委員の活動に新分野を開拓するものと思
われる。
第7節 スポーツの振興
本県スポーツ振興のため、前年にひき続きスポーツ人口の
増大と選手の強化につとめた。県のスポーツ人口(中学校以
上の学校の運動部員および競技団体に登録した社会人選手)
は、全国の11位にあたる15万名を数え、競技人口が増加し、
第20回県体において219の新記録を生み、第22回国民体育大
会における男女総合成績は昨年の26位から17位に躍進する等、
技能の向上も著しかった。また、昭和42年10月8日より10月
21日まで、メキシコ市において行なわれたプレオリンピック
大会重量挙競技ミドル級出場の大内仁選手(小名浜水産高卒)
は、世界新記録を樹立し、日本のため万丈の気を吐いた。こ
のように県民がスポーツに対し強い関心を示しているなかで、
次の事業を施行し、十分なる成果を収め所期の目的を達成し
た。
1 第20回福島県総合体育大会
県総合体育大会は、昭和23年福島市において第1回大会を
実施して以来、すでに13万余名の選手の参加を数え、本県ス
ポーツ振興に重要な役割を果たしてきたが今回も陸上競技等
5種目に219の新記録を生み、他の種目においても技術の向
上が目立った。実施状況は次のとおりである。