教育年報1968年(S43)-177/197page
イ. 講 演
ウ. 演 習
(ア)研究計画発表会、中間報告会、研究報告会
(イ)他校参観(授業研究)
エ. 相 談
(ア)研究計画
(イ)研究のすすめ方、まとめ方
(4) 研究主題と研究者
1) 国 語
〇指示語、接続語をおさえての読解指導
西白河 羽太小 斎藤哲夫
〇国語科における効果的なプログラム学習の導入
門田小 皆川隆夫
〇説明的文章の論旨を的確に読みとらせるための指導法
岳陽中 三津間安宏
〇主題意識により統一された意見文を書かせる指導
平三中 渡部祐亨
2) 社 会
〇課題意識を高めながら思考力をつける指導法の研究
本宮小 紺野幸
〇学習過程における資料の活用
柳津小 熊田光意
〇問題解決の意欲を高めるための指導法
須釜中 高木義男
〇実態に即した社会科学習方法訓練についての研究
小野中 安藤寿子
3) 算数・数学
〇数学的な考え方をのばすための指導
二本松南小 太田喜郎
〇関数的な見方、考え方を育てる指導
須賀川二小 高橋明
〇文章題を解く力を伸ばす指導法
船引小 今泉忠司
〇問題解決力を高める指導法の研究
行健中 丹治勇
4) 理 科
〇6年教材「ヨーター」における原理や法則のたしかな
理解と定着をはかる学習指導法
藤田小 樋口清光
〇家庭学習を有効に授業にとりいれた理科の学習指導
朝日中 山本洋一郎
5) 英 語
〇学力差を考慮した英語科学習指導法の研究
白河中央中 星輝夫
〇英語科における「書く事」の指導
一箕中 菅家省三
6) 生徒指導
〇学級会活動における話し合い活動を活発にさせるため
の指導
八沢小 佐藤信義
〇学級における生徒の指導性を育てる指導
近津中 坂本善一
〇活発な係の活動を育てる指導
西会津中 鈴木司
〇将来に夢をもたせる教育相談
苅野中 佐々木清人
(5) 研修担当者
1) 講 義
ア. 教育研究(佐藤好秋・若林宏道)
イ. 教育調査(河野利作)
ウ. 教育方法(佐藤好秋・茂木利夫、鈴木忠良・村田吉三
・嶋田二郎)
エ. 教育心理(樽井和雄・鈴木茂樹・酒井春雄)
2) 相 談
ア. 国 語(鈴木忠良・樽井和雄)
イ. 社 会(若林宏道・村田吉三)
ウ. 算数数学(河野利作・茂木利夫)
エ. 理 科(鈴木茂樹)
オ. 英 語(酒井春雄)
カ. 生徒指導(佐藤好秋・嶋田二郎)
(6) 特別講演
1) 県下における学校教育の諸問題
県教育庁義務教育課主幹 天野幸夫
2) 学習指導について
郡山女子大学短期大学部講師 長谷川寿郎
3) 指導者として研修について
福島市社会教育委員 今井豊蔵
4) 教師の使命感について
日本赤十字社福島支部 青木喜八郎
3 教 育 相 談
(1) 目 的
教職員、学校、教育研究団体の研究活動を推進するため、
特に教育研究のすすめかた、教育調査ならびに処理の方法、
および学習指導に関する問題等について積極的に現場の相
談に応じる。
(2) 実施した相談事項
文書、来所者に対しての相談と、出張による相談をつぎ
のとおり実施した。
1) 文書、来所者の相談件数 63件
2) 出張による相談件数
ア. 国 語18件
イ. 社 会 4件
ウ. 算数数学 2件
エ. 英 語 14件
オ. 学校経営 5件
カ. 教育研究 10件
キ. 学習指導 2件
55件
相談総件数 118件
3) その他
昭和43年度は、特に福島大学教育学部、福島女子短期大学学生
が来所し、研究に関しての相談、あるいは図書
の利用が多くおこなわれるようになったのが大きな特色
である。
第4節 付属図書館
教育研究所の付属施設としての図書室は内容の充実と簡単
な貸出し方法により、その利用を深めている。
本年度は新たに135冊の教育図書が加えられ10,276冊の蔵
書となり、外に名県研究紀要、各学校実践記録、研究書、各
教科資料と併せて研修に役立つ図書室となっている。
次に昭和43年度に購入した図書を掲げる。
著 名 著編者 発行所
山形県戦後教育実践の史的研究 山形県教育研究所
教員生活50年 栗村虎雄 民友新聞社
西ヨーロッパの教育と風土 相川勝衛 東洋館
小学校社会科学習指導法 文部省
落伍者をつくらぬ指導法 白形重男 明治図書