教育年報1969年(S44)-030/241page
当面、閣議決定による6月実施を内金として年内に支
給されたい。
2) 中位等級者の賃金引き上げを年内に解決し、支給実
現されたい。さらにいっせいに一号増を実施されたい。
3) 2等級から1等級へのワタリ昇給を実施されたい。
4) 通勤手当案費支給のための予算措置を講ぜられたい。
5) 産後休暇2週間の延長については、年内に解決され
たい。また、そのための補助教員を完全に確保されたい。
6) 教育研究の自由を保障されたい。
7) 宿日直全廃指導通達をだすとともに、当面12月25日
から1月7日までの冬季休業中の宿日直全廃と、土、
日曜、休日の全廃を実施されたい。
8) 4・2最高裁判決の趣旨にしたがい、勤評闘争以降
の諸不当処分を撤回されたい。
(注) 昭和44年12月19日午後1時より3時まで、県教組特
殊教育部による「心身障害児教育振興に関する要求書」
に基づき、部長、県教組山口剛氏、県立高教組執行
委員長佐藤正氏外6名と、県教委総務課主幹渡辺政三
氏外4名と話合いをおこなう。
12 昭和45年1月31日 午前10時30〜12時30分
福島県教職員組合 教育次長室
教育庁総務課長、同主幹、義務教育課主任管理主事外
2名
県教組中央執行委員長 斎藤峯矢氏外 6名
〇 交渉内容
1) 教育予算関係
2) 教職員定数(年度末人事)
3) 宿日直関係
4) 賃金問題
5) 11.13の参加者等について
13 昭和45年2月12日(木)午後1時30分〜午後5時
福島県教職員組合連合会 教育委員会室
県教育長、次長、総務課長、関係課長、主幹、担当者
17名
県教組委員長、県立高教組委員長、本部、各支部交渉
団49名
〇 交渉内容
11.13公務員統一行動参加者、宿日直拒否者に対する
処分の廃回についての交渉
1) 11.13スト参加者の処分基準について
2) スト参加者の内申について
3) 宿日直拒否者の処分および内申について
※ 宿日直についての支部段階の地教委交渉について再
度、調査してほしい旨、組合よりつよい要望があり、
県教委は、問題があるかどうか再調査をすることに
した。(方法その他略)
第11章 表 彰
11月3日、文化の日の佳節、昭和44年度教育文化関係表彰
式ならびに永年勤続教職員表彰式が県営体育館で厳粛のうち
にも盛大に行なわれた。
表彰者はつぎのとおりである。
表 彰 者
文化功労賞
第18回福島県文化功労賞 (2名)
伊達郡伊達町南堀13 三本杉巳代治
会津若松市宮町1番1号 穴沢養一
教育行政関係
地方教育行政功労者 (6名)
本宮町教育委員会委員長 本多義次郎
下郷町教育委員会委員長 星吉一
郡山市教育委員会教育委員 滝沢実厳
鮫川村教育委員会教育長 水野義包
原町市教育委員会教育長 林正
梁川町教育委員会教育長 斎藤一男
学校教育関係
教育功労者 (20名)
福島市立福島第二小学校長 小野丑蔵
福島市立三河台小学校長 阿曾佐重
福島市立福島第二中学校長 瀬戸春雄
郡山市立薫小学校長 渡辺勇
須賀川市立第三中学校長 伊東勲
白河市立白河第二小学校長 根本芳之助
会津坂下町立第一中学校長 吉田千秋
喜多方市立第三中学校長 武藤由秋
猪苗代町立猪苗代中学校長 佐藤勝
田島町立田島小学校長 伊藤弥吉
相馬市立中村第一小学校長 佐藤義雄
相馬市立中村第一中学校長 安良恒三
いわき市立小名浜第二小学校長 小林正人
いわき市立平第一中学校長 西恭三
双葉郡広野町立広野小学校事務職員 新妻智
県立福島商業高等学校長 津田悌
県立須賀川高等学校長 慶徳健
県立会津女子高等学校長 小林貞治
県立磐城女子高等学校長 酒井忍
県立磐城高等学校事務長 柏原正一
社会教育関係
1 社会教育功労者 (2名)
三春町文化団体連絡協議会長 川又恒一
いわき市立小名浜公民館長 吉田幸
2 優良公民館 (2館)
白河市中央公民館館長 芦野利貞
新地村公民館館長 吉村光男
3 優良青年団体 (2団体)
いわき市田人青年会会長 小峯忍
大玉青年会 会長 角田藤和
4 優良婦人団体 (2団体)
梁川町梁川婦人会 会長 八巻豊子
大越町上大越婦人会 会長 白石ケサヨ
5 優良文化団体 (1団体)
会津ペンクラブ 会長 鈴村満
6 優良PTA (4団体)
郡山市立日和田小学校父母と教師の会会長 田中親一
会津若松市立城北小学校父母と教師の会