教育年報1969年(S44)-081/241page
白河農工高等学校教諭 三好美枝子
須賀川女子高等学校教諭 小山尚枝
福島県教育庁指導主事 海野清瀬
関係教育事務所指導主事ならびに指導委員
4) 期日及び会場
5月19日〜20日 会津若松市立行仁小学校
6月 2日〜 3日 棚倉町立近津小学校
5) 参加者 会津会場33名 棚倉会場 31名
6) 講習内容
ア. 家庭科の実演授業と研究協議
イ. 被服領域の指導、標本作成
しみぬき、洗たく、繊維の鑑別、染色、ししゅう、
カバー類の製作
ウ. 食物領域の指導
基礎調理、実験実習、調理器具の取り扱い
(11) 中学校技術・家庭科実技講習会
1) 目 的
中学校の技術・家庭科を担当する教員を対象として、
実技に関する指導力の充実向上を図る。
2) 主 催
文部省、福島県教育委員会
3) 対象管内、期日、参加人数、会場等
対象地区 期日 参加人数 会場 男子向き 女子向き いわき 8月4、 5、6日 40 40 いわき市立平第二中学校 郡山 8月5、 6、7日 29 29 郡山市立郡山第二中学校 北会津 8月6、 7、8日 20 20 会津若松市立第二中学校
4) 部会の内容
【男子向き】
ア. 吹付け塗装の基礎
イ. けい光燈展開板の製作と活用法
ウ. 交流式3球ラジオ受信機におけるオシロスコープの
使用法とラジオ故障発見器の製作
【女子向き】
ア. 設計・製図の基礎
イ. けい光燈展開板の製作と活用法
ウ. ミシン機構と分解整備
5) 講 師
義務教育課 指導主事 黒須撰三
いわき教育事務所 指導主事 佐藤定三
相双教育事務所 指導主事 半谷晋一
理科教育センター 指導主事 小池昭
県北教育事務所 指導委員 遠藤徳
福島第三中学校 教諭 阿部昭生
6) 実施状況および所見
夏季休業中の暑い盛りのときであったが、各会場とも
周到な準備と、講師の指導によって、大きな成果を得る
ことができた。また、終始熱心な態度で研修された受講
者の諸先生には心から敬意を表したい。
(12) 昭和44年度進路指導講習会
1) 目 的
中学校および高等学校の職業指導主事等に対して、必
要な専門的技術について講習を行ない、資質の向上を図
り、進路指導の充実を期する。
2) 主 催 福島県教育委員会
3) 期日、会場、参加者数
5月19日〜20日 県立磐城女子高等学校 73名
5月21日〜22日 県立原町高等学校 54名
5月27日〜28日 県立若松女子高等学校 113名
4) 参加資格
中学校、高等学校教員のうち
(1) 職業指導主事、(2) 進路指導担当者、(3) 学級・ホームル
ーム担任者から中学校では各校1名、高等学校では各校
1名以上とする。
なお、高等学校の場合は、該当地区以外の教員でも参
加することができる。
5) 講習内容
ア. 進路指導における集団指導と個人指導について
イ. 労働省編、一般職業適性検査について
ウ. 進路指導の事例研究
6) 講 師
中央講師 労働省職業研究調査室係長 斎田先生
労働省中央職業指導官 道脇先生
地方講師 県教育庁指導主事 樫村五郎
7) 反 省 黒須撰三
ア. 今日の進路指導が、就職のあっ旋、紹介や、進学対
策に終始していて、自己理解や職業、学校についての
理解などの指導を通して進路選択の能力を育成すると
いう面が弱い。
イ. 校内における職業指導主事の位置づけが不明確であ
る。また、任務内容もあいまいになっている学校が多
い。
ウ. 進路指導について、中・高の連けいを深めていく必
要がある。高校進学後に学業不適応におちいる生徒が
ふえつつある。
(13) 小・中学校校長地区別会議
1) 目 的
小・中学校長に対して、人事管理、特に教職員の勤務
時間、服務その他について研究、協議を行ない、もって
学校運営の適正を期する。
2) 期日、参集範囲、会場
月日 地区 会場 9月11日 信夫 福島市中央公民館 9月9日 伊達 伊達町公民館 9月8日 安達 二本松中学校 9月8日 郡山 橘小学校 9月9日 岩瀬・石川 須賀川第一小学校 9月10日 田村 船引小学校 9月1日 西白河・東白川 白河市公民館 9月1日 北会津 若松第二中学校 9月9日 耶麻 喜多方第一小学校 9月8日 両沼 坂下小学校 9月2日 南会津 県事務所会議室 9月4日 相馬・双葉 浪江町体育館 9月2日 いわき 平第三小学校