教育年報1969年(S44)-090/241page

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要領の全部を改正する告示が公示され、それぞれ昭和47年4

月1日から施行されることになった。

それに伴い趣旨の徹底を図るための講習会を3年間に全教員

を対象に開くことになった。

(1) 目     的

  改正中学校学習指導要領について、その趣旨の説明およ

 び必要な研究協議を行ない、もって中学教育の改善充実を

 図ることを目的とする。

(2) 主     催

  文部省及び福島県教育委員会

(3) 期     日

  (北海道・東北地区講習会) 6月18、19日

  (県講習会)          7月30、31日

(4) 参  加  者

  (地区講習会) 県から 47名

  (県講習会)  国立学校7名 公立学校 1,997名

        私立学校 36名  指導主事   32名

(5) 講     師

  (地区講習会) 文部省、大学教授

  (県講習会)  北海道・東北地区講習会受講者

(6) 会     場

  (地区講習会) 宮城県宮城郡松島町

  (県講習会)  福島二中、船引中、郡山二中、棚倉小、

          若松二中、田島中、原町一中、平一中

(7) 日 程 (県講習会)

時程 内容
9:00〜9:30 開会式
9:30〜10:30 総則
10:40〜11:40 道徳
12:30〜14:00 特別活動
14:10〜16:10 各教科
16:10〜16:30 閉会式

(8) 内     容

  (県講習会)

   〇 開会式 : 県教育長、会場地区研究会長等あいさつ

   〇 総 則 : 教育事務所課長が解説

   〇 部 会 : 各教科 (110分の解説と10分の質疑)

        道 徳 (50分の解説と10分の質疑)

        特 活 (50分の解説と10分の質疑)

        それぞれ講師が分担によって解説する。

(9) 講     師

  (県講習会)

   〇 本庁関係        11名

   〇 教育事務所長       7名

   〇  〃   管理主事    7名

   〇  〃   指導主事   17名

   〇 市教育委員会指導主事   6名

   〇 市町村立学校教員    10名

(10) 所見 (県講習会)

 1) 日程・会場・運営・要項等の作成に検討を重ね教育事

  務所がりっぱに運営する。

 2) 受講者は1日ずつであったが、たっぷり時間をとった

  のはよかった。

 3) 受講者は熱心に受講し、質問していた。

 4) 会の期間、期日は、少し早かったので、認定講習と重

  なってしまった。

 5) 開催前に、研究協議会をもつようにしたい。

【高等学校教育課】

   昭和44年度高等学校教育課程福島県研究集会

 1 昭和44年度高等学校教育課程

   福島県研究集会要項

(1) 目    的

  高等学校の教育課程の実施に伴う指導上の諸問題を研究

 協議し、その解明を図り、教職員の指導力の向上に資する。

(2) 主    催

  文部省、福島県教育委員会

(3) 期日・会場校・実施部会

期日 会場校 実施部会
7月23日(水)
24日(木)
福島県立富岡高等学校 国語、社会(地理)、数学、理科(物理)、
芸術(音楽)、保健・体育、外国語、
特別教育活 動・学校行事等、農業、
商業、 水産、家庭
7月28日(月)
29日(火)
福島県立福島西女子高等学校 国語、社会(地理)、数学、理 科(物理)、
芸術(音楽)、保健・体育、外国語、
特別教育活 動・学校行事等・家庭
8月5日(火)
6日(水)
福島県立会津女子高等学校 国語、社会(地理)、数学、理 科(物理)、
芸術(音楽)、保健・体育、外国語、
特別教育活動・学校行事等、商業、家庭
8月18日(月)
19日(火)
福島県立安積女子高等学校 国語、社会(地理)、数学、理 科(物理)、
特別教育活動・学校行事等、農業、工業

(注) 芸術(音楽)、保健・体育、外国語、家庭の4部会は3

   会場。農業、商業の2部会は2会場。工業、水産の2部

   会は1会場

(4) 研究集会の運営

  部会は次のとおりとする。

  国語、社会(地理)、数学、理科(物理)、芸術(音楽)、

 保健・体育、外国語、特別教育活動・学校行事等、農業、

 工業、商業、水産、家庭。

 2 各教科等研究

(1) 国     語

 1) 共通問題

   古典としての漢文をどのように指導したらよいか。

 2) 県 問 題

   古典としての古文をどのように指導したらよいか。

(2) 社     会

 1) 共通問題

   「地理A」および「地理B」において、「国土の開発

  と保全」の指導は、どうしたらよいか。

 2) 県 問 題

   「地理A」および「地理B」において、地図学習を効


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