教育年報1969年(S44)-098/241page
す生徒指導のあり方を追求して、学級担任がひとり
ひとりをよりひろく、より深く理解して教育相談を効
果的に行なう生徒指導の方法を確立することをめざす。
〇 研究発表 昭和44年10月16日
2) 大沼郡新鶴村立新鶴中学校
〇 指 定 昭和44年度から
〇 研究主題
「望ましい習慣形成をめざす生徒指導をどうすすめ
ていったらよいか」
〇 研究の概要
地域の実態に即しながら生徒指導の本来の機能を発
揮するため、日常生活における基本的行動様式の自
律化をめざし、実践的実証的な研究を推進する。
〇 中間発表 昭和45年2月5日
3) 福島県立二本松工業高等学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題
「本校における、望ましい中堅産業人の育成をめざ
した生徒指導」
〇 研究の概要
生徒の能力・適性等の観察法について研究し、観察・
指導の効果的なあり方を追求し、これをひとりひと
りの生徒指導に生かして、望ましい中堅産業人の育
成を目ざす。
〇 研究発表 昭和44年10月17日
(4) 県指定生徒指導研究推進校の研究と実践
県教育委員会として、生徒指導の充実強化のため、つぎ
の中学校、高等学校を指定し、研究成果を他校に拡大する
ことによって、本県の生徒指導を組織的に充実することに
多大の成果を収めた。
1) 安達郡安達町立安達中学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題 「教育相談を生かした生徒指導」
〇 研究発表 昭和44年10月9日
2) 田村郡小野町立小野中学校
〇 指 定 昭和44年度から
〇 研究主題
「学級における教育相談を生かした生徒指導はどの
ようにしたらよいか。」
3) 東白川郡塙町立塙中学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題
「望ましい生活習慣を身につけさせるための生徒指
導をどのようにしたらよいか」
〇 研究発表 昭和44年11月20日
4) 耶麻郡西会津町立西会津中学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題
「健全な生徒の育成をはかるため、生徒指導におけ
る生徒理論のし方および生徒指導のすすめ方はどの
ようにしたらよいか」
〇 研究発表 昭和44年10月15日
5) 河沼郡河東村立河東第一中学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題
「学級における指導を中核とした生徒指導の実践的
研究」
〇 研究発表 昭和44年10月13日
6) いわき市立内郷第二中学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題
「日常生活における望ましい習慣を身につける生徒
指導」
〇 研究発表 昭和44年11月25日
7) 原町市立原町第一中学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題 「望ましい習慣形成をめざす生徒指導」
〇 研究発表 昭和44年11月27日
8) 福島西女子高等学校
〇 指 定 昭和44年度から
〇 研究主題 「教師と生徒との相互理解のすすめ方」
〇 研究発表 昭和45年2月2日
9) 郡山女子高等学校
〇 指 定 昭和44年度から
〇 研究主題
「進路の実態とその指導、特にホームルーム指導を
中心として」
〇 研究発表 昭和45年2月4日
10) 猪苗代高等学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題 「基本的行動様式の指導」
〇 研究発表 昭和45年2月12日
11) 好間高等学校
〇 指 定 昭和43年度から
〇 研究主題
「本校の実態に応じた生徒指導、特に個別指導の実
践」
〇 研究発表 昭和44年11月24日
12) 小高農業高等学校
〇 指 定 昭和44年度から
〇 研究主題
「望ましい人間関係を育成するための実践的研究」
〇 研究発表 昭和45年1月22日
(5) 昭和44年度福島県中学校・高等学校生徒指導講座を開催
し、研修を深めた。
参加者は、中学校教諭 52名、高等学校教諭 27名、
合計 79名であった。
なお、実施要項は次のとおりである。
昭和44年度福島県中学校高等学校
生徒指導講座実施要項
1. 目 的
中学校および高等学校における生徒指導に関する基本
的諸問題について研修を行ない、もって生徒指導の充実
強化に資する。
2. 主 催