教育年報1969年(S44)-160/241page
(2) 文部省企画録音教材
所 有 本 数 1,024本
44年度増加分 32本
44年度再録本数 460本
(3) フイルム利用状況
1) 学習者数と利用回数
年間 50,018人、611回、1,176本
2) 使 用 会 場
会場 使用回数 % 公民館 228 38.0 学校 203 32.0 集会場 92 15.6 幼稚園 0 0 私宅 25 4.0 野外・その他 63 10.4
3) 学習者の層
層 利用回数 % 層 利用回数 % 小学校 99 16.2 青少年団体 61 10.0 中学校 7 1.2 婦人団体 57 9.3 高等学校 44 7.2 成人団体 71 11.6 青年学級 45 7.3 PTA 30 5.0 婦人学級 36 5.8 一般大衆 108 17.7 社会学級 27 4.5 指導者研修 26 4.2
14 各種教育映画巡回利用
(1) 科学技術映画
1) 趣 旨
科学技術映画の利用を効果的にし、科学技術の振興に
資する。
2) 期 間
昭和43.6.1〜44.3.31
3) 参加人員等
4,864人、16会場、124回
15 県内地域視聴覚ライブラリーの状況
(1) 県内視聴覚ライブラリーの数は27で、その内訳は学校関
係が7で、社会教育関係が1、学社共同が19である。その
うち公立化されているライブラリーは4で、他は任意設置
となっている。
(地域ライブラリーの概況)
ライブラ
リーの数職員 予算(千円) フィルム本数 映写機 公費 公費外 計 16ミリ 8ミリ 16ミリ 8ミリ 27 76 15,076 7,164 22,240 4,750 2,600 85 74
教育の近代化が進むにつれて、視聴覚ライブラリーの果
たす役割はいよいよ重要になってくる。そのためには、視
聴覚に関するサービスセンターとしての機能をもった地域
視聴覚ライブラリーの公立化が強く望まれる。今年の公費
には120万の国費が入っている。
第6節 芸術文化
1 概 況
本年度の芸術文化の重点施策は、文化の底辺の拡大、指導
者の養成および文化団体との連絡提携をはかる目標をたてて
すすめた。
文化の底辺の拡大については新規事業として初の地方巡回
美術展を開催し、優れた文化の導入につとめた。指導者養成
については、音楽、演劇、日本画および彫塑等の研修会を開
催し多大の成果をあげることができた。なかでもこれらの研
修会に一般の方々が参加されたことは特記される事項である。
一方、従来の継続事業であった県美展、芸術祭、各種コン
クール等も開催地の特殊性を生かしてそれぞれ盛会であった。
また県文学賞も新たに企画委員会を構成したところ今までに
ない応募数と内容をもつに至った。
以上、本年度の特筆されるものについてあげたが反面、社
会の変動と人間生活の調和を求める昨今において芸術文化の
果たす役割は大きいものがあり、これに即応した行政施策が
課題となっている。
今後は本年度の積みかさねのうえに立ってさらに県民のた
めの文化行政をすすめる必要がある。
2 第23回県総合美術展覧会
(1) 日 時
昭和44年6月4日〜6月10日
(2) 会 場
喜多方市厚生会館 (日本画、彫塑、工芸)
県立喜多方高等学校 (洋画)
喜多方第一小学校
(3) 出品点数および陳列点数
部門種別 公募 招待 依嘱 無鑑査 出品数 陳列数 出品 入選 日本画 65 50 18 1 1 85 70 洋画 229 205 36 11 1 277 253 彫塑 31 25 15 2 1 49 43 工芸 27 24 13 2 42 39 書 240 176 18 11 269 205 計 592 480 100 27 3 722 610
(4) 運営委員および審査員
1) 運 営 委 員
青津清喜 相田義男 金田善一 斎藤芳龍
斎藤正夫 田代法橋 高橋長一郎 中野蒼竃
中西一路 西山勇三 平原春湖 山川忠義
渡辺到源
2) 審 査 員
大山忠作 斎藤亮一 室井東志生 青津清喜
五十嵐二郎 鎌田正三 斎藤正夫 渡部武
佐藤静司 細井良雄 本田昌彦 佐竹富三
鈴木三重子 山内清司 平原春湖 藤本正
室井鶴堂