教育年報1969年(S44)-181/241page
義な講習会であった。
17 巡回スポーツ指導 (壮年体力テスト会)
(1) 期 日 昭和45年4月13日
(2) 会 場 福島市立荒井小学校
(3) 講 師
仙台大学副学長 須藤春一
福島県教育庁保健体育課体育係長 松山六郎
同 上 指導主事 丹治和一
(4) 対 象 一般壮年
(5) 参加者 28 名
(6) 内 容
1) 講 義
ア. 健康と体力について
イ. 体力テスト実施内容と方法について
2) テスト会
3) 健康相談、血圧測定
(7) 概 況
受験者はほとんど初めての経験であったが、自分の体力、
年齢と今後の健康管理について知ることができ、健康づく
り、体力づくりに強い関心をもち、たいへん有意義であっ
た。
18 青少年スポーツ活動ブロックリーダ講
習会
(1) 期日及び会場
昭和44年 7月21日〜22日 福島市
昭和44年 8月 7日〜 8日 田島町
昭和44年10月10日 小高町
昭和44年10月13日 いわき市
昭和44年11月23日 郡山市
昭和45年 2月28日、 3月 1日 会津若松市
(2) 講 師
1) 福島会場
福島県山岳連盟県北支部長 武藤清次 外4名
2) 田島会場
北会津村立北会津中学校教諭 石井操一 外3名
3) 小高会場
小高町立鳩原小学校長 久保田誠 外2名
4) いわき会場
福島県教育庁県北教育事務所指導主事
酒井義平 外5名
5) 郡山会場
福島県教育庁県中教育事務所指導主事
橋本生司 外11名
6) 会津若松会場
会津若松市教育委員会事務局保健体育課長
鈴木仁 外4名
(3) 対 象 青少年スポーツ団体のリーダー
(4) 参加者 延701名
(5) 内 容
1) 福島会場 野外活動 (登山)
2) 田島会場球技 (バレーボール、バスケットボール)
3) 小高会場球技 (ソフトボール、バレーボール)
4) いわき会場 球技 (バスケットボール、バレーボール、
ソフトボール)、フォークダンス
5) 郡山会場球技 (サッカー)
6) 会津若松会場スケート
(6) 概 況
各ブロックとも地域の実態に即した実施計画のもと、そ
れぞれ実施されたが、各会場とも効率的に運営され、短い
ながら実績をあげ、今後の青少年スポーツ活動の推進に大
いに役だった。
19 家庭バレーボール大会及び40才以上のソ
フトボール大会
(1) 昭和43年度より県総合体育大会の種目として実施した。
(2) 実施市町村数
1) 家庭バレーボール 45市町村
2) 40才以上ソフトボール 30市町村
(3) 参加したチーム数
1) 家庭バレーボール 462チーム
2) 40才以上ソフトボール 230チーム
(4) 成 績
地区 開催地 優勝チーム 家庭バレーボール ソフトボール 相双 浪江町 浪江町チーム 川内村チーム いわき いわき市 平二小学区チーム 植田小学区チーム 会津 会津坂下町
喜多方市喜多方チーム 喜多方チーム 県南 石川町 郡山市橘チーム 郡山市桜木チーム 県北 福島市 福島一小学区チーム 福島二小学区チーム
杉妻学区チーム
20 体育の日の行事実施
(1) 期 日 昭和44年10月10日を中心に
(2) 実施市町村数 47市町村
(3) 参加人数 延106,775名
(4) 内 容
ソフトボール大会、バレーボール大会等多種目にわたっ
て実施された。
第4節 スポーツの振興
本県スポーツ振興のため、前年にひき続き、スポーツ人口
の増加をはかるとともに、選手の強化につとめた。
第22回県体には1万余名の選手が参加し、134の新記録を
生み、第24回長崎国体において天皇杯15位(前回20位)、
皇后杯26位(前回37位)に躍進するなど好成績を収めた。また、
県体参加2年目を迎えた家庭バレーボール、40才以上男子ソ
フトボールは県下5地区で県大会を開催し、これがもとにな
り、スポーツ実施が各市町村まで浸透しつつある。一方、昭和
47年度全国高校体育大会の実施種目のうち、重量挙など5種
目の本県開催が決定し、選手強化も急ピッチに行なわれ、さ
らに、昭和49年度国体スキー競技誘致の動きが高まりつつあ
る。