教育年報1969年(S44)-180/241page
(6) 内 容
1) 講義 社会体育の行政と体育指導委員のあり方につい
て
2) 研究協議 地域の社会体育振興上の諸問題について
3) 実技研修 家庭バレーボール、スポーツ民踊、壮年体
力テスト
(7) 概 況
1) 直接、地域住民と結びついて地域のスポーツ振興のた
めに活躍している体育指導委員の集まりであるため、具
体的な問題がだされ、真剣に討議された。
2) 実技研修としてスポーツ民踊を実施したが、各会場と
も民踊のよさを認め、これが普及に強い関心を示した。
13 青少年スポーツ活動リーダーのスキ講
習会
(1) 期 日 昭和45年1月6甘〜8日
(2) 会 場 国立磐梯青年の家
(3) 講 師
全日本スキー連盟指導員 松山六郎
同 上 柴田典勝
同 上 渡辺満男
同 上 大内明男
(4) 対 象 中・高校生、青少年団体リーダー
(5) 参加者 149名
(6) 内 容
1) 講義 スキー基礎技術について
2) 実技練習
(7) 概 況
1) 多数の者が参加して、効果的に開催することができた。
2) 受講者はほとんど初心者であったが、天候にも恵まれ
3日間の講習によりなんとか滑べれるようになり、技術
の向上が著しかった。
14 巡回スポーツ指導 (スキー教室)
(1) 期 日 昭和45年1月8日〜10日
(2) 会 場 猪苗代町 沼尻スキー場
(3) 講 師
全日本スキー連盟指導員 大内明男
同 上 武田真司
福島県教育庁会津教育事務所指導主事 武藤昭夫
福島県教育庁保健体育課指導主事 丹治和一
(4) 対象 体育指導員、市町村教委、公民館関係職員、
青少年スポーツ団体指導者
(5) 参加者 20 名
(6) 内 容
1) 講義 スキーの基礎技術について
2) 実技研修
(7) 概 況
年々受講者の技術が向上しているうえに、天候に恵まれ、
雪質も良好で絶好のコンディションのもとに開催すること
ができ、受講者の技術の向上もめざましく、所期の目的を
じゅうぶん達成することができた。
15 巡回スポーツ指導(指定市町村)
(1) 期 日 昭和45年1月24日、27日
昭和45年2月2日、2月3日
(2) 会 場 河東村、いわき市、鹿島町、大熊町
(3) 講 師
福島大学助教授 青田峯雄
郡山市教育委員会事務局保健体育課長補佐 花井馨
福島大学助教授 鈴木勝衛
郡山市教育委員会事務局保健体育係長 国馬善郎
福島県教育庁保健体育課体育係長 松山六郎
同 上 指導主事 丹治和一
(4) 対象 該当市町村教育委員会担当者、体育指導委員
(5) 参加者 延95名
(6) 内 容
1) 講義 地域のスポーツ振興策について
2) 活動状況の報告
いわき市、鹿島町、大熊町、河東村
3) 討議地域のスポーツ振興上の問題点について
4) 実技研修 家庭バレーボール、軽スポーツ、ゲーム
(7) 概 況
各市町村とも地域の実態に即した計画をたて、地域のス
ポーツ組織の育成をはかるとともに、スポーツ教室の開催、
体力テスト会の実施、各種スポーツ行事の開催等により、
地域のスポーツ振興に努力し、着々その成果をあげている。
16 体育・スポーツ施設管理、指導者講習会
(1) 期 日 昭和45年2月24日、26日、28日
(2) 会 場 双葉町、郡山市、下郷町
(3) 講 師
福島県立安積女子高等学校長 玉川春雄
福島県営体育館業務係長 鈴木正一
福島県営体育館長 佐々木英雄
福島県学校薬剤師会長 野崎善雄
福島大学助教授 佐藤克巳
福島県教育庁保健体育課指導主事 丹治和一
(4) 対象 市町村教育委員会、公民館担当者、体育指導
委員、体育・スポーツ施設管理関係者
(5) 参加者 延52名
(6) 内 容
1) 講 義
ア. 体育・スポーツ施設の管理運営について
イ. プールの衛生管理について
ウ. 社会体育の振興と体育、スポーツ施設について
2) 研究協議
体育・スポーツ施設の管理、運営と建設上の諸問題に
ついて
(7) 概 況
体育・スポーツ施設についての研修は、ややもすると専
門家にまかせていた傾向が蜂かったが、今後は体育行政及
び指導者もこれらの研修を深めることが体育・スポーツ施
設の整備、充実上たいせつなことであると思われる。この
ような立場から考えますと、参加者は少なかったが、有意