教育年報1969年(S44)-236/241page
〇 発芽と環境について
〇 動物の成長と環境について
〇 岩石について
〇 川原の石について
〇 太陽と星の観測について
2 小学校理科実験移動講座
従来小学校関係の研修講座は理科センターを会場としての
み行なってきたが、本年より3か年計画で遠隔地を会場とし
て移動講座を蘭設し、従来遠隔地のため受講困難であった教
員に便宜を与えるため開設した。
(1) 会場・期日
大宮会場 大宮小学校 6月 3日(水)〜6月 4日(木)
田島会場 田島小学校 6月 5日(金)〜6月 6日(土)
川口会場 川口小学校 6月17日(水)〜6月18日(木)
野沢会場 野沢小学校 6月19日(金)〜6月20日(土)
※ 本年度は会津・南会津教育事務所を対象とした。
(2) 受 講 人 員
大宮会場 21名 川口会場 19名
田島会場 22名 野沢会場 20名
(3) 講 座 内 容
〇 電気と光について 〇 微生物の観察について
〇 溶液の性質について 〇 気象観測について
〇 でんぷんの性質について 〇 岩石について
〇 発芽と環境について 〇 理科教育の現代化について
3 小学校理科地区指導者養成講座
旧教育事務所単位を1地区とした指導者の養成を目的とし
て、実験・観察の基礎技術、当面する理科教育上の諸問題、
理科教育の向上対策等をおもな内容として研究する。
(1) 期 日
前期 5月20日(火)〜 5月23日(金) 4日間
中期 10月21日(火)〜10月24日(金) 4日間
後期 2月 3日(火)〜 2月 6日(金) 4日間
※受講者は前・中・後期を通し12日間研修した。
(2) 受講人 員
前期 34名 中期 33名 後期 34名
(3) 講座 内容
物理・化学領域研修班
〇 磁気教材について
〇 電気教材について
〇 力と熱の教材について
〇 電流の熱作用
〇 新教材について
〇 光の実験について
〇 実験のくふうについて
〇 溶解について
〇 水溶液の性質について
〇 中和反応について
〇 金属と水溶液の反応について
〇 燃焼と物質の変化について
〇 酸素の性質について
〇 二酸化炭素の性質について
〇 金属とさびについて
生物・地学領域研修班
〇 動物の成長と環境について
〇 トリの卵の成長について
〇 発芽と環境について
〇 カビの観察について
〇 顕微鏡の取り扱い方について
〇 植物のはたらきと細胞について
〇 ショウジョウバエの観察について
〇 標本の製作法について
〇 太陽・月・星の観測について
〇 川原の石と流水のはたらきについて
〇 気象(風・温度・天気図)について
〇 岩石の観察と岩石プレパラートの製作法
全 体
〇 当面する理科教育上の諸問題と対策
千葉県理科教育センター 次長 小金井正巳
〇 理科学習指導のあり方 "学習心理の立場から"
福島大学教育学部 助教授 工藤正悟
〇 エネルギー的見方について
〇 測定と測定値について 担当指導主事
4 中学校理科指導老養成講座
地域の中学校理科教育を推進する指導者を養成するため、
各市町村教育委員会所管の中学校理科担当教員の中から80名
(前年度までの受講者は除く)を選び、中学校理科の各分野
の実験、観察法、理科の指導などについて行なった。
(1) 期 日
前期 7月 8日(火)〜 7月11日(金) 4日間
後期 11月18日(火)〜11月21日(金) 4日間
※受講者は前・後期を通し8日間研修した。
(2) 受 講 人 員
前期 78名 後期 74名
(3) 講 座 内 容
物理・化学領域研修班
〇 電流と磁界について
〇 力とエネルギーについて
〇 運動とエネルギーについて
〇 物質と電気について
〇 物質と原子について
〇 気体の識別と物質分離について
〇 簡易直視分光器の製作と実験
生物・地学領域研修班
〇 微生物とその生活について
〇 生物の反応について
〇 生物と環境について
〇 物質交代とエネルギー交代について
〇 天気図と風について
〇 望遠鏡と天体観測について
〇 E、S、C、Pについて
〇 岩石プレパラートの製作実習
〇 太陽投影板の製作と実習
全体