教育年報1970年(S45)-102/260page
7) いわき市立錦中学校
・指定 昭和45年度から
・研究主題 主体的な生活態度を育成するための生徒指
導をどうすすめたらよいか。
8)福島県立福島西女子高等学校
・指定 昭和44年度から
・研究主題
本校の実態に即した教師と生徒との相互理解
・研究の概要
ホームルーム、クラブ活動、生徒会、学校行事、教
科指導の場および教育相談を通して、教師の生徒との
相互理解を図るための実践的研究である。
9) 福島県立郡山女子高等学校
・指定 昭和44年度から
・研究主題 ホームルームにおける進路指導
・研究の概要
生徒の実態調査をもとにして、ホームルームの計画
的な進路指導を実施した。
10)福島県立白河高等学校
・指定 昭和45年度から
・研究主題
学業と生徒指導、特に学業不振生徒に対する生徒指導
・研究の概要
学業不振生徒の実態をは握し、教科指導、特別教育
活動、および教育相談を通して実践的な追跡研究を行
なった。
11) 福島県立喜多方商業高等学校
・指定 昭和45年度から
・研究主題
集団生活のなかで、生徒が自主的に考え、行動する
には生徒指導をどのようにしたらよいか。
・研究の概要
生徒の実態についての詳細な調査を活用し、ホーム
ルーム、クラブ活動などを含む学校生活全体の中で、
生徒の自主性、自律性を伸ばすための生徒指導を研究
した。
12)福島県立小名浜水産高等学校
・指定 昭和45年度から
・研究主題 クラブ活動を中心とした生徒指導
・研究概要
全員参加のクラブ活動のあり方を、クラブ活動に対
する生徒、父兄、教師の意識調査をもとにして、クラ
ブ運営面を中心として研究した。
13)福島県立小高農業高等学校
・指定 昭和44年度から
・研究主題
望ましい人間関係を育成するための実践的研究
・研究概要
特にホームルーム、クラブ活動および教育相談等を
中心として、教師と生徒、生徒と生徒、親と子、教師
と親との人間関係の育成をめざした研究である。
(5)昭和45年度福島県中学校・高等学校生徒指導講座
参加した教員は、中学校64名、高等学校32名、合計96名
が、次の開催要項によって、生徒指導に関する専門的な研
修を行なった。
1) 目 的
中学校および高等学校における生徒指導に関する基本
的な諸問題について研修を行ない、もって生徒指導の充
実強化に資する。
2) 主催
文部省、福島県教育委員会
3)参加者
中学校・高等学校において、主として生徒指導を担当
する教員、ただし従来の文部省ならびに福島県教育委員
会が主催した「生徒指導講座」「生徒指導主事講座」を
受講した者を除く。
4)会場
前半6日間 福島県立福島工業高等学校
後半6日間 福島市立福島第四中学校
5) 日 時
昭和45年7月27日より8月8日までの2週間(除日曜)
毎日午前9時より午後4時まで(土曜日は正午)
6) 日程表
時刻 9:00 12:00 13:00 16:00 項目 午前 午後 月日 内容 講師 内容 講師 7月27日 10時受付 10時半開会 義務教育課長 色摩勝夫 学校経営と生徒指導 義務教育課主幹 岡部一三 生徒指導への期待 7月28日 青年期の心理 高等学校教育課 指導主事 成田政栄 問題少年の心理 福島家庭裁判所 首席調査官 岩淵忠正 7月29日 非行問題 福島大学教育学部 助教授 徳田安俊 観察指導の進め方 県教育研究所 指導主事 佐藤伝 7月30日 青少年の健全育成 県民室次長 坂野井安一 教育相談の進め方 東京都立教育研究所 相談部長 藤田幸寿 7月31日 生徒指導の原理 三春小学校教頭 吾妻辰夫 生徒指導の組織と運営 高等学校教育課 指導主事 鈴木琢磨 8月1日 生徒指導計画のたて方 県南教育事務所 指導主事 関根政長 県北教育事務所 指導主事 小島喜一