教育年報1970年(S45)-108/260page
(5)年度別国庫補助金交付額、交付対象校
交付年度 高等学校 盲学校 ろう学校 養護学校 計 交付額 対象校 交付額 対象校 交付額 対象校 交付額 対象校 交付額 対象校 千円 干円 干円 干円 千円 29 516 5 30 1 30 1 ― ― 576 7 30 2,575 25 70 2 43 1 ― ― 2,688 28 31 2,363 23 34 1 66 2 ― ― 2,463 26 32 2,452 24 50 1 98 2 ― ― 2,600 27 33 3,159 22 53 1 100 2 ― ― 3,312 25 34 3,132 25 105 3 41 1 ― ― 3,278 29 35 3,533 24 41 1 105 3 ― ― 3,679 28 36 3,915 27 ― ― ― ― 87 1 4,002 28 37 7,275 40 240 4 240 4 90 1 7,845 49 38 6,284 34 210 4 240 4 61 1 6,795 43 39 5,550 27 ― ― 80 1 60 1 5,690 29 40 6,200 41 265 4 252 4 100 2 6,817 51 41 6,899 32 400 4 ― ― 100 1 7,399 37 42 8,500 39 ― ― 400 4 200 2 9,100 45 43 11,018 43 800 4 ― ― 200 1 12,018 48 44 9,392 36 ― ― 100 1 200 2 9,692 39 計 82,763 467 2,298 30 1,795 30 1,098 12 87,954 539 (6)数学科特別設備
昭和45年10月に告示された高等学校学習指導要領におい
て、数学科の中に電子計算機教育が位置づけられた。これ
に伴ない数学教育設備を充実させるため、昭和45年6月1
日に理科教育振興法施行令の一部を改正する政令および省
令により、高等学校数学科特別設備の充実に関する予算化
がなされた。
第7節 産業教育
昭和45年度は、電子計算機を中心とする情報処理技術の進
展に伴い、これに関する理解を深めるとともに、産業教育担
当教員の資質の向上に努力した。
(1)農業教育においては、
・地域生産分担の重要性を理解させ、指導内容の精選集約
と指導方法の改善に努めた。
・実験・実習を通し、創造能力の育成をはかり、経営的技
術の開発に努めた、
(2)工業教育においては、
・理論と実習の結合について、最適化が進められた。
・指導技術についての研究の気運がより高まった。
・情報処理教育の必要性について、認識が深まった。
県段階においても国の予算に見合う予算化をして、昭和
45年度においては、次のように卓上式電子計算機の整備を
した。
機種名 キャノン (キャノーラ 164 P) ソニー ソバックス1c.c.-2500 シャープ コンペット 361P 購入台数 25 18 20 配布枚数 24 18 20 (3)商業教育においては、
事務の機械化など最近の新しい手法を積極的に取り上げ、
特に情報処理教育のための新科目の研究に努めた。
(4)水産教育においては、
・実験・実務を重視し、水産技術の開発に努めた。
・練習船の実習を通して、徳性のかん養に努めた。
(5)家庭科教育においては、
ホームプロジェクトや、学校家庭クラブ活動の指導に関
する研究を深めさせ、理論と実験・実習・実践との関連を
はかり、基礎的技術の定着に努めた。
1.産業教育に従事する教員の現職教育に関する
こと。
(1)各種研修講座研修生の派遣
1) 昭和45年度文部省主催産業教育指導者養成講座
部会 学校名 職名 氏名 会場 期間 農業 相馬農業高等学校 教諭 古川恵庸 静岡大学 8月24日〜8月29日 〃 岩瀬農業高等学校 〃 村上保 〃 〃 工業 平工業高等学校 〃 鈴木利長 東京工業大学 8月24日〜8月29日 〃 福島工業高等学校 〃 亀岡一俊 〃 〃 商業 福島商業高等学校 〃 沢田利夫 一橋大学 7月20日〜7月25日 〃 郡山商業高等学校 〃 佐藤兵衛 〃 〃 水産 小名浜水産高等学校 〃 峰川光生 かつお、まぐろ会館 7月24日〜7月30日 家庭 小高農業高等学校 〃 早川光子 国立教育会館 8月17日〜8月22日 〃 湯本高等学校 〃 舟生浦子 〃 〃 技術・家庭 会津若松市立第四中学校 〃 引地善美 〃 8月3日〜8月8日 〃 小高町立金房中学校 〃 高橋文子 〃 8月10日〜8月15日