教育年報1970年(S45)-152/260page
○ 福島県教育庁社会教育課長 大越源三郎
○ 福島県統計課主査 三瓶昭
(4)参加者
市町村社会教育主事
市町村社会教育課長等社会教育関係者
(5)日程・研究内容および実施方法
時 日 午前 午後 夜間 9:00〜12:00 1:00〜4:00 7:00〜8:30 9/28 受付 開会 これからの成人教育について(竹内) 教育統計について(三瓶) /29 青少年の生活意識と教育(田口) 社会教育主事の職務(大越) 研究協議(発表と討議) /30 地域社会分析の理論と方法(渡辺) 文化行政と文化財(岡田) レクリェーション 10/1 社会教育行政について(湯上) 閉会 (6)研究会に作成した資料
1) 昭和45年度社会教育主事研修会要領
2) 市町村社会教育主事研修会実施報告書。
(7)効 果
飯坂町あづま荘に全員合宿し、長期研修の機会をもち講
義・研究討議・実践発表等をとおして熱心な研究が行なわ
れ、一般教養と社会教育の専門的教養を高め、社会教育主
事としての資質の向上と指導力の強化がはかられたものと
思われる。
3.社会教育委員研究協議会
(1)目 的
社会教育をすすめるための社会教育委員の在り方は極め
て重要な段階を迎えている今日、その性格、任務、および
活動上の諸問題について研究協議を行ない、もって本県社
会教育の振興に資する。
(2)期日・会場・参加者数
1) 期日 昭和45年7月9日〜10日
2) 会場 福島市飯坂町 婦人会館
3) 参加者数 49名
(3)講 師
○ 東北大学教育学部教授 塚本哲人
○ 福島県教育庁社会教育課長 大越源三郎
(4)参加対象者
市町村社会教育委員・同社会教育課長
(5)内 容
1)研究主題
社会教育の振興をはかるための具体策について
2)講義
○ 教育の生涯化とその振興方策について 塚本哲人
○ 社会教育委員の性格と任務 大越源三郎
3)分科会研究協議題
ア.青少年教育の振興充実方策について
イ.成人教育の振興充実方策について
ウ.社会教育施設の拡充方策について
(6)効 果
講義、分科会討議等において、「市町村教育委員研究協
議会資料」を活用して、本県社会教育の現状を検討し、さ
らに、社会教育委員の性格、任務について理解を深め、市
町村社会教育計画上の諸問題について研究討議が深められ
社会教育委員として分後の活動が期待される。
4.社会教育研究協議会
(1)趣 旨
社会教育振興のため、社会教育行政関係者と社会教育行
政に関連する行政関係者の参加を得て、相互の理解を深め
るとともに、社会教育について総合的な研究協議を行ない、
もって社会教育の振興および地域の発展に寄与することを
目的とする。
(2)期日・会場・参加者数
期日 会場 参加者数 45年7月24日 宮下中学校(大沼郡) 127 〃11月9日 郡山市中央公民館 80 〃11月25日 相馬郡鹿島町公民館 162 〃12月1日 安達郡大玉村公民館 146 (3)講 師
○ 総理府青少年対策本部参事官 大塚喬清(大玉村) ○ 山形大学教授 江田忠(郡山市) ○ 同上 同上 (鹿島町) ○ 県教育庁教育次長 北橋徹(宮下中) (4)参加対象
市町村長、市町村議会議長、市町村教育委員会教育長、
小・中学校長、公民館長および教育委員、社会教育委員
公民館運営審議会委員、明るく正しい選挙推進協議会委員。
(5)内 容
1)研究主題
社会教育とこれに関連ある行政機関、団体が行なう教
育活動をどのように編成したらよいか。
2) 分科会協議題
ア.地域振興のため社会教育行政をどのようにすすめた
らよいか。
イ.地域振興のため社会教育活動をどのようにすすめた
らよいか。
ウ.社会教育とこれに関連する機関団体が行なう教育活
動をどう進めたらよいか。
3)講演
現代における地域社会の特質と社会教育の振興につ
て。
(6)効 果
社会教育関係者と社会教育に関連する行政機関関係者が
一堂に会し、それぞれ行なう教育活動をいっそう効果的に
するために、相互理解と協力体制の必要が認識され、各課
題ごとの分科会を通して具体化され、今後より効果的な教
育活動をそれぞれ行なううえで大きな示唆を与え、社会教
育振興のために効果をあげ得たと思われる。
5.社会教育研究指定市町村
(1)趣 旨
社会教育と社会教育に関連する他の行政機関、団体の相
互理解を深め、緊密な連係のものに、それぞれが行なう教
育活動を総合的・計画的に進めるための具体的方策につい