教育年報1970年(S45)-172/260page
(3)フィルム利用状況
1) 学習者数と利用回数
年間 50,950人、640回、1,305本
2)使用会場
会場 使用回数 % 公民館 255 39.0 学校 179 28.0 集会場 57 9.0 幼稚園 4 4.1 私宅 41 6.3 野外、その他 104 12.6 3)学習者の層
層 利用回数 % 層 利用回数 % 小学校 90 14.0 青少年団体 66 10.0 中学校 13 2.0 婦人団体 87 13.0 高等学校 57 9.0 成人団体 71 11.0 青年学級 77 12.0 PTA 23 3.0 婦人学級 59 9.2 一般大衆 63 9.0 社会学級 18 2.8 指導者研修 36 5.0 13.各種教育映画巡回利用
1)趣 旨
科学技術映画の利用を通して住民の科学性の向上をは
かる。
2)期 間
昭和44.9.11〜45.3.31
3)参加人員等
5,450人、14会場、118回
14.県内地域視聴覚ライブラリーの状況
県内視聴覚ライブラリーの数は26で、その内訳は、学校関
係が5で、社会教育関係が5、学社共同が16である。
そのうち、公立化されているライブラリーは6で、他は任
意設置となっている。
(地域視聴覚ライブラリーの概況)(昭45.7.1現在)
ライブラリーの数 職員 予算(千円) フィルム本数 映写機 公立 自立 専 兼 公費 公費外 計 16ミリ 8ミリ 16ミリ 8ミリ 6 20 10 52 11,062 5,837 16,899 3,845 1,974 57 50 教育の近代化が進むにつれて視聴覚ライブラリーの果たす
役割はいよいよ重要になってくる。そのためには、視聴覚教
育に関する施設設備を整え、指導者等を確保し、サービスセ
ンターとしての機能をそなえた地域視聴覚ライブラリーの公
立化が望まれる。
第6節 芸術文化
1.概 況
本年度の芸術文化の努力目標は、文化施設の充実、指導者
養成および文化活動の促進をあげた。
施設の面では、待望の県文化センターが落成し、その記念
行事を20日間(別表)にわたって開催され盛況であった。指
導者養成については、美術・音楽等の研修会を実施し、いづ
れも多大の成果をおさめた。一方文化団体の活動では、FM
C合唱団の渡米公演、会津農林高校とともに全日本合唱コン
クール優勝等文化団体の活躍がめだった年である。
また、継続事業のうち顕著なものは、県美展に青少年奨励
賞を設け、青少年の美術に関する関心を高めた。県文学賞で
は、140編におよぶ応募があり、文学賞はじまって以来の実
績をあげた。
以上、本年度の特筆されるものについてあげたが、反面、
情操に満ちた人間の育成が要請されている今日、文化行政体
制 強化、あるいは、文化団体の育成等行政上の課題力が、山
積している。
今後は、地域ぐるみの文化活動の推進、文化団体の組織化
および文化施設の拡充等行政側と文化関係機関団体との連け
いを密にして強力な施策の推進が必要である。
2.第24回県総合美術展覧会
(1)期 日
昭和45年9月2日〜9月8日(7日間)
(2)会 場
県文化センター
(3)出品点数および陳列数
県文化センター落成記念行事の一環として実施した。そ
の数は別表のとおり。
種別 公募 招待 依嘱 無鑑査 出品数 陳列数 部門 出品 入選 日本画 65 58 14 1 1 81 74 洋画 229 202 42 8 3 282 255 彫塑 31 24 15 2 1 49 42 工芸 37 34 9 1 47 44 書 240 197 19 4 263 220 計 602 515 99 16 5 722 635 (4)運営委員および審査員
1)運営委員
青津清喜 相田義男 斎藤芳龍 斎藤正夫 田代法橋 高橋良一郎 中野蒼穹 中西一路 西山勇三 塙保貞 平原春湖 山川忠義 渡辺到源 (五十音順) 2)審査員
阿部七郎 赤堀信平 安藤■石 植木正子 太田良平 大竹五郎 春日部たすく 佐藤義重 佐藤潤四郎 斎藤芳龍 常盤大空 中野蒼穹 平原春湖 松本栄 村上皓南 山川忠義 吉井忠 若松光一郎 渡部武 (五十音順)